あおいそら

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通い詰める

「お兄ちゃん、あのね…今日はね!」

「それでね、それでね…!」

「えへへ、お兄ちゃん大好きー!」

 とにかく私はザンザスのもとに通い詰めた。まぁ、毎日そこに彼がいるわけでは無いので…いたら必ずという程度だけども。
 それでもウザいくらいに通い詰めて、声をかけてベタベタした。
 最初はなんだコイツ。という胡乱げな目を向けられていたけど…最近は軟化して頭を撫でてくれたり、たまに返事をしてくれたりする位には仲良くなった。

 そんなこんなで数年がたったある日、ザンザスは全然こなくなった。もしかしたら9代目の所に貰われていったのかもしれない…。

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- ©2015/11/17/Thu/AOISORA -