あおいそら

ころがるように

 朝、起きたら見慣れぬ天井が視界に入って、驚いて飛び起きた。
 働かない頭を駆使して状況を理解…できないッ!

 ドコを見ても見た事がない!
 アッ、プレ〇テがある…。
 混乱してても目のつけ所がシャーp…じゃねぇし!

 1人脳内でウワァーッ!と騒ぎつつ、現状確認につとめる。
 といっても、ただ付近をウロウロしてるだけだが。

 部屋を出るとすぐに小さめのキッチン。
 すぐそばの扉を開けると洗面台と洗濯機。
 左右の扉の奥にはそれぞれ、お風呂とトイレ。


 コレは…アパートか何かですね!
 多分一人暮らしの。

 ハァ、とため息をついて元の部屋へ戻って今度は押入れの中に探りを入れてみよう。


 スッ、と押入れを開けてみると…アッ、コレ完全に私の私物だわ。
 この偏ったマンガに小説の数々。
 そして、見覚えのある洋服。

 …ナニゴト??

 思わず腕を組み、首をかしげてしまった。
 ホント、なんだろうこの状況。
 チラリと掛け時計を見ると、時計はまだ午前を告げていた。

 ふむ、とりあえず外に出陣だな!

 いそいそと、パジャマから着替えて外に飛び出した!

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