笹川了平VS.ルッスーリア(1/4)
『晴の守護者同士の対決ってことは』
「あの坊やね」
「あいつか〜〜」
早くもルッスーリアと笹川了平は互いを見合っている。
バババッ
あたしたちヴァリアーとチェルベッロはとりあえず跳び地面におりた。
「よく お集まり いただきました
それでは只今より 後継者の座を賭け リング争奪戦を開始します
あちらをご覧ください」
チェルベッロが指を指す方を見ると
カッ
カッ
ライトに照らされたリング。
「な……何これーー!!?」
「晴の守護者の勝負のために 我々が用意した 特設リングです
今回は晴の守護者の 特性を考慮したリングと しましたが 指輪争奪戦では各勝負ごとに 特別な戦闘エリアを設置いたします」
チェルベッロはまるで機械のように淡々と語る。
「ケッコー 金かかってんね」
「でも 勝負は見えてるんだ 無駄使いだよ」
『確かに言えてるわね♪』
並盛側は相変わらず、沢田綱吉が五月蝿い。
「ねぇ? ボス まだかしら?
私の晴れ舞台 だっていうのに〜〜」
「欠席 みたいだね」
『あとから来るんじゃない?』
「あの男が 他人の戦いに 興味あるわきゃねぇ……」
「!」
ピク とレヴィがスクアーロを見遣る。
「そもそも奴の 柄にもねえような こんなセコイ勝負 うけねえで 俺に殺らせれば いいんだ
あんなガキドも 5秒でかっさばくぜぇ………
ってゔお゙ぉい!
いつまで睨んでんだぁ!?」
スクアーロを睨んでたレヴィにキレる。
『スクアーロ〜それならあの時殺ればよかったじゃない』
「あ? あの時はリングが最優先だっただろぉがぁ」
『でも偽物だったけどね♪』
「ゔお゙ぉい!それを言うなぁ
……くそっ 家光」
『はいはい』
あたしは相変わらずスクアーロをからかってみた。ふふっ。やっぱりスクアーロの反応は面白いな。
そんなあたし達の横で
「なんか ガン見してる奴 いるんだけど マーモン」
「わかってるよ あいつ 守護者でもないのに……
見物料 ふんだくって やりたいよ」
リボーンを睨みつける二人。
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