白月
俐炬、司刻、伽那月の三人からなる、世界の法と権力の中心。
世界の法を守る事と都市の政治を司る事が本来の仕事。
白月の下には灰駒、黒秘がついている。
昔、争いと俐炬の怒りにより世界と中心都市「リベルタ」をほぼ壊滅に追い込んだ事があるため、繰り返さない様にと灰駒と黒秘を作った。現在は三組の勢力を持って、現在の都市「リバイブ(旧リベルタ)」の平和を保っている。
灰駒
白月によって作られた警察組織。元々は自警団だった。
白月の護衛と都市の平和を守る事が本来の仕事。
初代総帥は炎舞。歴代の中には野心を抱いている者もいたため、一度組織を壊滅されそうになった。
黒秘が白月に背く事があれば、全力で止めるのも彼らの役目。
黒秘
白月によって作られたマフィア組織。
白月にたてつく者への制裁と情報収集が本来の仕事。
出来た当初はマフィアとして機能を果たしていたが、平和な時代が訪れた事で段々と後退してきた。それでも、いざという時の為に、洋菓子店をしつつマフィアとしても稼動している。
灰駒が白月に背く事があれば、全力で止めるのも彼らの役目。
灰駒が光であるなら、白月は中立、黒秘は闇である。
ツヴィエート研究所
別名【亜種収容所】。
色の違う子達や、親に捨てられた子達などが収容され、人体実験や厳しい教育などが行われていた場所。
大抵の場合、幼い頃に入れられる事が多い。
霧島の兄、桜島を中心とするレジスタンス【ファルブロス】によって潰された。
反転世界
新世界が出来た時に一緒に出現したもう一つの世界の事。
ある鏡を通して出入りが可能。ただし、特別通行手形が必要。
反転世界の為、新世界と位置が真逆。
法が通用しない為、特別危険地帯。
双子の神様がこの世界を統一している。
中心都市名は「レヴェリー」
灰駒・鏡支部
反転世界の無法を抑え込む為、四代目総帥が作った支部局。
研究施設出身者で構成されているため、少々危ない。
新世界にある灰駒のルールは一切通用せず、別にルールが存在する。
今は霧島の下、少しずつではあるが纏まって来ているもよう。
神
反転世界を統一する双子の神様。
統一と同時に生と死を司っている為、昔はこの世界の罪人へ処分を下していた。 今は鏡支部が片付けを行ってくれてはいるが、大罪を犯した者はこの二人の元へ送られ、処分が下される。
罪人
その昔、傲慢、憤怒、怠惰、色欲、嫉妬、暴食、強欲といった決して犯してはならない七つの罪が存在した。
罪人は自分の欲に狂い大罪を犯してしまった者達の事。
この罪に問われた場合、双子の神が判決を下す。
現在では、その罪一つ一つを5つの重さに分け決める。
死罪又は無期懲役が5、懲役刑が4、鏡支部による制裁が3〜1。