10000打記念(完) | ナノ

目に入れても痛くない *


「じゃあ今日の会議はここまで。庄」
「あ、三郎。」

いつものようにトントンと書類を整えながら、いつものように一年ズに後片付けを頼もうとした鉢屋を尾浜がとめた
なんだ?と振り向いた鉢屋に今日は俺達が。と隣に座っていた***の頭を軽く叩きながら尾浜が言えば
一年ズには聞こえないように矢羽音で汚すなよ。と一言、勘右衛門たちがやるそうなので解散!と一年ズを連れて鉢屋は早々に部屋を後にした

「汚すなよだって。」
「?はい。片付けるのですから・・・汚しません。」

鉢屋先輩は何を言っているんだろう?と首を傾げた後輩を、尾浜は後ろからそっと抱きしめ胡座の上に座らせた
ぴゃっ!と肩を揺らし硬直した***の耳朶を甘噛みし、耳の裏から首筋を辿り
引っ張った襟から覗く鎖骨に口づける

「んっ、尾浜先輩っ、お片付けを、ひゃっ!!」
「かーわいー。」
「尾浜先輩っ!」
「今日はどんな授業やったの?」
「へ?あ、はい、んっ、今日はっ足の速さをは、かりまっ、もう!聞く気ありますか!?」
「ははっ!あるある。」

いやらしいことをされていても聞かれたことには素直に答える律儀な性格を、尾浜は気に入っていた
実際は、授業でなにをやったか。なんてどうだっていいのだ

頬を紅潮させながら必死に喋る姿が可愛い。それだけ

「藤内と数馬が走っていたら、っ、さ、もんと、三之助がっ・・・ら、んにゅう、して、」
「ろ組と合同だったの?」
「ちがっ、うひゃっ!あ、裏山での授業、のとちゅーでっ・・・ん、迷子に、」
「あの二人は相変わらず方向音痴なんだ?作兵衛は卒業まで大変そうだ。」
「は、いっ、」

筋肉質に変わりつつあるお腹や乳首というのも憚られる小さな飾りを指の腹で撫で回しこねくり回す
次第にもじもじと脚を揃えるあたり、反応しているのだろう

「座学では、はぁっ・・・ふ、テストが、返って・・・き、んっました、」
「何点だったの?」
「は、ちじゅって、ん、れし、た、」

明らかに変わった声色に、見られないように口角を上げると、すぐににこりといつものように笑いながら***の頭を撫でた

「凄い頑張ったね。」
「は、はい!」
「よし。***の話も聞けたし、片付けようか。」
「うぇっ?」

なんで?続きは?と目で訴えてくる***に、尾浜は何してほしい?と笑顔のまま
ぷるぷると震えながら尾浜と向かいあい、***は耳まで真っ赤にしながら小さく小さく呟いた

「勘右衛門先輩、一緒に気持ちよくなって下さい。」
「何この生き物超可愛い。」

ドサリと机の上に倒され、深く口づけられる
自分の教えた通りに***がこたえるのがまた嬉しくて、顔を上気させてくたりとするまで味わう
その間に着物を脱がし、反応している成長途中のソレを確かめて後孔を解す

「勘右衛門先輩っ、あの、」
「んー?」
「先輩の、舐めてもいいですか?」

一瞬時が止まった
けれどすぐにそんなことしなくていいと頭を撫でるが、ダメですか?なんて上目遣いで言われ、ちょっとなら。と白旗をあげた

「し、つれいします!」
「そんな張り切るものじゃないんだけど。」
「うわ、おっきい・・・色が・・・わぁ・・・」

はむ。と躊躇いなく柔らかい口に食べられ、うわうわうわ、などと訳の分からない心の声をあげながら、そっと髪を梳く

「ちぅ・・・んちゅー、じゅる、」
「っ、***、もういいよ?」
「んむ?じゅぷ、」
「んっ、」
「ひぇんふぁいひもひいれふか?」
「うん。気持ちいいよ。」

実はちょっと歯が当たって痛かったりするのたが、一所懸命な姿で十分

んぱっと顔を上げた***は、座っている尾浜の横に座り、頬にキスを一つして笑った

「大好きです、勘右衛門先輩。」
「俺も大好きだよ。」

ゆっくりと***を押し倒し、十分に解れている後孔にゆっくりと押し入れた
ぎゅぅっと袖を掴んでくる***に痛い?と尋ねれば、気持ちいいです。と笑顔で返ってくる

「本当可愛いわ。」

ぎゅーっと抱き締めれば同じ様に抱きしめ返され、尾浜は幸せ。と笑った

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