ネタ→I don't know... 
読むの注意


ギリギリアウトで神経すり減らして死にそうだった八左ヱ門を、年下夢主救ってくれるお話



お相手→竹谷八左ヱ門



幼少期に親に捨てられて、盗みや詐欺をチマチマやって生きてきたから、慈愛とか慈悲とかよくわからない

愛情?なにそれいくらになる?みたいな。

で、六歳位の時に拾われる
???な状態で、とりあえずその家でも財布や棚から銭や金目の物を盗っては売って、それでご飯食べて、夜は用意されてるフカフカな布団にきったないまま寝る。布団は部屋の隅に防御壁のようにぐしゃっとして、中に埋まる感じに

一年くらいして、漸くその家の人が誰も危害を加えてこないし怒らないことに気づく。鈍い

で、今更ながらなんで俺ここにいんだろ?ってなって、まさか太らせて売る気じゃ!とか。勘違い
包丁もってその家の主人の寝込みを襲う。そこで、主人から娘の婿にするために拾ってきたと言われ、更に???
自分で言うのもなんだが、こんな得体の知れない小汚い狡い餓鬼を、こんないい(家の規模とか、着物の質とか)家の一人娘にあてがうなんて頭おかしい。と素直に言っちゃう
でも、主人はけろりとだって娘が気に入っちゃったんだもん。なんて

主人は奥方が
奥方は主人が
互いが互いを第一に考えるから、娘はいつも独り

周りは皆優しいから、ひねくれず大人びてるけど可愛らしくてお人形のような娘。


ある日ゴミ漁りしてる八左ヱ門に興味が湧いた娘が、八左ヱ門の1日を観察

二束三文にもならないようなきったない欠けた櫛を、八左ヱ門を追い払おうとする質屋から新品の櫛を買うのと変わらない金額で買って

そういえば、そんなことが何回かあったな・・・暫く食うに困らなくて、でも、金持ちの憐れみかとか、卑屈に醜く睨んだ気もする。
なんて、その時の娘がこの家の娘だって知って、あれ?ってなる


主人の話を途中に部屋から駆け出して、与えられてる部屋の戸を勢いよく開ける
未知なる感覚で息切れするほど鼓動が早くなってる

同情か!?憐れみなんていらない!!金持ちの道楽に巻き込むんじゃねぇよ!!!

部屋で、汚いまま寝るせいで汚れてる布団を替えている娘に詰め寄って
胸ぐらつかみながら口汚く罵って、ふざけんなと殴っちゃう


当時の八左ヱ門は、疑心暗鬼で人間不信で世の中が悪い俺は悪くないで犯罪犯して人半殺しにして逃げ回って目を背けて


殴られて、口の端の血を拭うこともしないでまたこっちをみてくる目にカッとして
また拳振り上げて一撃、二撃、三撃・・・
女の子相手に、とか考えられなくて、ガラス玉みたいに大きくてキラキラした眼が怖くて
前歯が一本抜けて、それが拳に刺さって
その痛みで娘と自分の血で汚れた拳を止める

途端にガクガク震えだして、泣きたいのは娘なのに
いや、痛くて怖くて娘泣いちゃってるけど、八左ヱ門も泣く

嫌いだ嫌いだ皆大嫌いだ
憎らしい恨めしい何で俺が、なんで、嫌だ、捨てないでよ兄さんや姉さんみたいに俺だって笑いかけてほしかったんだ
殴んなよ、殴らないでよ、殴らないで下さいお願いします
蹴らないで、踏まないで、火鉢が熱いよ押しつけないで
釜戸は火がでてるから危ないんだよ、押し込まないでよ熱いよ痛いよやめてやだやだやだやだ!!

ぼっさぼさでばっさばさな髪を振り乱して泣き喚く八左ヱ門に、誰かわからないくらい顔を腫らして泣いていた娘が近づく

痛いの?どこが痛いの?熱いって火傷したの?お薬ちゃんとあるから、痛くないようにしようよ、ね?

ぎゅうっと、自分よりうんと小柄な娘に抱きしめられて
生まれて初めての体験に、ダム決壊

体中の水分出てってカラカラになるくらい泣いた八左ヱ門が寝落ちたのを確認した娘が抱きしめるのをやめた途端に八左ヱ門は目を覚まして
娘の悲惨な顔見て、どうしたらいいかわからう八左ヱ門は逃げちゃう。最低。


ひと月くらいして、フカフカ布団とか隙間風防ぐ家屋とか
あれは夢だとまた以前と同じになってた八左ヱ門の前に娘現る

もうだめ。会っちゃったから溢れてきちゃう
あったかくてほんわか軽いくせに執拗にからみついてくる、甘い甘い、時々苦くて酸っぱい想い


もうダメかな!?もう、違う奴が隣にいんのか!!?
俺、お前にまた抱き締めてほしいんだ!

って、想いが愛情だって知らないから
あの時のあの行為ワンモア

腫れは治まったけどまだ傷だらけの顔だからぎこちないけど、確かに笑った娘が
帰ろう。と八左ヱ門の手を引いて家に連れてく


暖かいご飯にお風呂に寝床。いつでもどこでも娘と一緒な一年。
寝るときはもちろん抱きしめられながらgood night

一通りの読み書きを覚えて、常識も一通り学んで、そこで漸く娘にしたことの重大さを知って
治りましたし、気になさらないで?とクスクス笑う娘を初めて抱き締めて

八左ヱ門8歳の年、娘7歳の年
はじめての営み擬き。
何コレ気持ちい!で盛るバカ左ヱ門。受け入れちゃう娘。

色々早熟なバカ左ヱ門、ある日いつもと感じがちがくてビックリ。おめでとう!精通だね!
ビックリして俺死ぬの!?ってなって、混乱しなから主人に聞いたら、そこからの正しい性教育
気持ちいいの制限すんのやだけど、娘のためなら頑張る俺!で
拾われた頃から改心した八左ヱ門は、娘を幸せにするために手に職をと忍術学園へ
でも、娘と離れたくない。

この頃には引く手数多な娘(当時10歳くらいなら、そろそろ結婚考える。20で確かいき遅れだから。)が心配
頭下げて、娘も忍術学園へ。行儀見習いでね。
行儀見習いならと、9歳で許可貰って


晴れて入学!


ここで終わり。入学までのお話だよ。