ボスが凍らされて二ヶ月が経った。クーデターに参加した俺達は一時死刑を宣告されたけど、ボスのパパンてかボンゴレのボスに命を救われた。こう言えば聞こえはいいが実際は影でボンゴレの犬になり一生身を潜め表舞台にはでないまま死んでいくことを意味しているとスクアーロが言っていた。

ただ、それはボスが復活しない場合───。





***

「なぁボスー今日スクアーロに無理やり頭下げさせられたんだー。ヒドイだろ。だって俺王子だぜ?あんな肥満体質のジジイ達にそんなことするとか王子たえられないってー。いや、わかるよ?俺達が今行動を起こせばボスが出られなくなる事ぐらい。」



(スクアーロだって…我慢してる。)


(それはわかるよ。)



(わかるけど……、)




固い氷を隔てるボスにそっと手を当てる。指先からひやりと冷たくなっていく。



(つめたい。)

(これ、溶けないの…かな。)



氷を切り刻もうとポケットに忍ばせたナイフをなぞる。
無理なのはわかってる。
だってほら、今も後ろの方の扉で警備が殺気を出して俺を睨んでいた。

こんな奴らすぐに殺せるけど、ね。

ふぅ、と溜め息をついてナイフから手をはなした。




「みんなここんとこずっとギリギリで生きてる。笑わなくなったんだ。ししっ、おっかしーよな。暗殺者がこんなこと言うなんて。だけどさ、ボス」



にぃと口元を歪め笑みを溢す。





(俺は笑うよ。スクアーロ、マーモン、ルッスやレヴィ…みんなが笑わなくなっても俺はボスが復活するまで笑い続けるから。
それからもずっと笑うから

早く帰ってきてよ。)



  俺の王様は
 ボスしかいないから




目を閉じて、息を吸い込む。
まだ血のニオイが残るこの場所に赤い憤怒をボスの怒りを静寂の中に感じた気がした。










眠る眠る眠る

(そうして、怠惰な悪魔は闇に沈む)









ざ☆不完全燃焼!
ベルの口調がわからないorz

てかナニコレ一体なにがしたかったの私は。(知らんがな)

ベルは初めて書きました!!


いろんな事がおかしくなってる。
すみませんでしたぁ!!←
もう泣きそうになってきた…(汗)


孤独な体温




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