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近況とサンプル
2011/05/17
私個人が使用していたノートパソコンがぶっ壊れ、まあ自宅の一階のリビングルームのデスクトップがあるからいいやはははと構えていたところそいつも寿命で今朝お逝きあそばされました。へへ…。
てんやわんやしてましたがようやく一区切りつきましたのでジャ受けアンソロのサンプルをあげておきます。遊ジャ神がたくさんご光臨されております。私は前々から書きたかった龍亞ジャを書きました。しかも未来設定。まじ偽物状態。風ジャは間に合いませんでした。近々サイトにアップできればいいんですがパソコンがあれなのでどうなることやら…まことにすみませんです。
ついたのは、町全体が一望できると人気の公園だった。
「ここからジャック達はよくこの町を眺めていたよね」龍亞はそういってそこからの景色をみおろした。手すりほどの身長しかなかった少年が、それを越え街をみおろしている光景はえらく新鮮だった。
「そうだったな」
「ほんとは夜がよかったんだけど」
ここからの夜景はほんときれいだったから、今じゃもっときれいになってるんだろうなと呟く。ネオ童美野は眠らない。昔自分がそういっていたことをジャックは思いだしていた。そしてあの数々の灯りを思いだしていた。サテライト出身のジャックにとって、灯りもない暗い夜は嫌悪の対象だ。眠らない街、あの明るい夜だけがジャックが心の安らぎを得られる闇にひとしい。ジャックのなかで街の明かりはいつの間にか断片的な記憶にすりかわっていった。だめだこの街は。思い出がつまりすぎている。
「ジャックさっきから黙ってばかりだよね。俺といるの楽しくない?」ふと龍亞がジャックにきいた。
「そんなことはないが……」これは本音だ。「なにを話していいかわからんのだ」
「じゃあさ、なんか昔話でもしようよ。再会のよしみにさ」
そう笑う龍亞の顔は、夜景のほうが似合っている大人の笑みだった。
発行が楽しみです!あと、やっぱり自分はオフにむかないなあと思いました。計画性がなさすぎて大きな迷惑をかけてしまって…。ほんとに申し訳なかったです…。
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