LIEF OR DEATH
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戦いは始まった

戦うことを決めた

私は自分[私]だとしても否定する

自分[私]が自分[私]であるから

それを内に秘めたから



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廊下を進んでいく。道なんてわからない。ただ、まっすぐ進んでいく。すると、格納庫らしき場所に行き着いた。


「……これは……」

「ファフナーの格納庫、ブルグよ」

「容子、さん」

「ファフナー、コード名はフォルトナ。あなただけのファフナーよ」

「私だけの、ファフナー」


容子さんは私に近付く。


「今のあなたを乗せることは出来ない」

「何故?」

「動かせる武器が無いの。今は整備中で」

「でも……一騎は乗ってるんでしょ?」


容子さんは息を詰まらせた。


「どうして知ってるの?」

「何となく、かな」


視線をファフナーに向ける。


「私専用なのに……乗れないの?」

「ええ」

「そう……」


私はそれ以上、聞けなかった。

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