伊呂波歌16 | ナノ
(:伊呂波歌で47題:16:
い:いつも通りの帰り道にて
ろ:蝋燭立てに愛立てて
は:犯人を探せ
に:日常は戻らない
ほ:本当なら死ぬはずだった少女の話
へ:平気な顔して傷付いた
と:蕩けるくらいに深い口付けを
ち:近頃流行りのワガママ乙女
り:輪廻の外へ行けば
ぬ:ぬかるみに罠
る:流刑から帰られたし
を:女の子には負けないの
わ:腕力で勝てたら支配者となれる
か:可愛いだけじゃダメなのよ
よ:四年八ヶ月の死刑
た:対決はいつも雨
れ:礼儀知らずの恋人と
そ:それは別れの合図でした
つ:罪を積み重ねて
ね:寝られないのは恋の所為
な:奈落の底へと堕ちる感覚
ら:楽天家の戯れ事と
む:群れを成して攻撃を
う:浮かばれない気持ちが
ゐ:色男に惚れた弱み
の:喉元過ぎても熱い想い
お:老いに負けてしまう
く:唇から弱音
や:山には日が落ちて
ま:待ちに待った本番ですが
け:敬愛してんですよ
ふ:普通の恋心
こ:こんなにも思っていたのにも関わらず
え:永遠に結ばれぬ
て:手書きの想い出
あ:あれは嫌悪の塊です
さ:猜疑心にとらわれた
き:君と僕とあの子と彼と
ゆ:ゆるゆると殺意
め:名案を叩きつけて
み:皆には内緒で
し:幸せですよ、私はね
ゑ:笑顔はどうにも苦手な様子
ひ:瞳を閉じては歩けない
も:問題ばかりの優等生
せ:生理的に無理
す:素晴らしい喘ぎ声をこの耳に
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