「ハンスってば、顔割といいし真面目だしで結構モテるんだよね」
「……アニー…っ!」
何でそんな泣きそうな顔するかな。泣きたいのはむしろこっちの方なのに。
「その人とだって上手くやって行けるよ、きっと」
でも、どうしてこんなに悲しい気持ちになるんだろう。身を切られるように辛いんだろう。もしかしたら、好きだったのかもしれない。怒ったり怒られたり、逃げたり追いかけられたり、それでも見捨てられなかったり、そんな日常が。きっと、玉の輿や王子様なんてどうでも良くて、本当は、
「キミが良いんだよ僕は」
息が止まった。
意味不明な中途半端文ですみません…!他の場面が思いつかなかったというか…(ただ単に投げたとも言う)
ハンスのお見合い話が本土から持ち込まれたらしいです。