The knight who fell
02
会いたくて、会いたくて、 愛おしくて、悲しくて、苦しくて 求め続けた貴方が、 ――気付いた時には、もう手に届かない、遠い存在になっていました あぁ、あの頃に帰れたらどんなに幸せでしょう……。 どうして私は貴方を守れなかったのだろうか、 どうして私は、貴方のそばに居てあげれなかったのか……。 そればかりが、私を苦しめてやまないのです。 ――どうか私をお許しください。 私はそのためだけに生きているのです いつか……また貴方のそばで、貴方の笑顔が見れる世界が訪れますように―― |
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