イナズマ | ナノ


吹雪「うーん、これってxを代入してyを出すの……?」

雷鳥「ううん、yを代入するんだよ。ほらこんな感じで」

吹雪「あー成る程、やっぱり飛鳥の説明は分かりやすいね」

雷鳥「そうかな?でもそう言われると嬉しいかも。ありがとう」

鬼道「人に教えられる位になればそれだけ理解出来てるという事だからな。まあ飛鳥なら当然だろう」

吹雪「飛鳥が頭良いのは知ってたけど、鬼道君がそんな風に言う位なんて……学年順位どの位なの2人とも?」

雷鳥「えー、そんなに凄くないよアタシ。鬼道君の方が頭良いよ!」

鬼道「大体期末とかだと俺と飛鳥、豪炎寺の誰かが学年1位だな」

雷鳥「いやいや、殆ど鬼道君がトップでその次が修也だよ」

吹雪「でも3位でしょ?凄いよ」

雷鳥「……でも士郎見てる感じ解くの早いし、成績良さそう」

鬼道「それは同意だな。この監督の課題然り、ちゃんと勉強してるじゃないか」

吹雪「……まあ、ね。でもそれは鬼道君や飛鳥が勉強してるの見て慌ててやるって感じだし。……2人共もう将来の夢とか決まってるの?」

鬼道「俺は鬼道財閥の跡取りだからな。父さんにも自分にも恥ずかしくならないようにはしたいと思ってる」

雷鳥「アタシも……一応は夢はあるよ。言わないけど」

吹雪「……そっか、やっぱりあるのか。僕なんて取り敢えず雷門付属の高校に行きたい位しかないなあ」

雷鳥「あ、でもあるんじゃん!アタシ達もそこ行くし、嬉しいな」

吹雪「ふふっ、僕も飛鳥にそう言って貰えて嬉しいよ。……うーん、じゃあ僕の将来の夢はJリーガーになって飛鳥のお婿さんになることにしようかな!」

雷鳥「うん、それ良いんじゃないって……えっ?あ、う?」

鬼道「な、何言ってるんだ吹雪!だったら俺が飛鳥を鬼道家に入れるぞ!」

雷鳥「え、え、えーっ?!」


―――
よもぎさんからのリクエストで、鬼道君と吹雪君の孤児コンビ?と雷鳥さんでした。

孤児コンビと書いてあったので、暗いのしか考えられなくて流石にそれはアカンやろと言うことでこんな風になりました(笑)
時系列はご想像にお任せします。

よもぎさんリクエスト有難う御座いました!

2010/08/04

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