修也はとてもポーカーフェイスだ。良い意味でも、悪い意味でも。それがアタシはたまに嫌いだったりする。
……だって自分が辛くても何も言わないから。只黙って辛い事は全て背負い込む。アタシは、そんな、修也の辛そうな顔見たくないのに。分かってる修也がそんな風にしか出来ないことだって。
不器用な所は小さい頃からずっと変わらない。だから、気が付いて上げられない自分が許せない。こんな事、只の良い訳だって分かってる、だけど思わずに居られないの。……ごめんね、ごめんね、ごめんね、ごめんね。
……歳を重ねて行くごとに貴方の姿がどんどんと大きくなって、遠くなって行く。お願い、お願い、おいて行かないで。アタシは、貴方の隣には行けないの?何がいけないの、どうしてどうして、……アタシが女だから?そんなの嫌だよ、ずっと貴方に追いつこうと必死に練習してきたのに、どうしておいて行ったの、どうしてどうしてどうしてどうしてどうしてどうしてどうしてどうしてどうしてどうしてどうしてどうしてどうしてどうしてどうして、
(力に、侵食される)
―――
新帝国学園に飛鳥さんが入ったら多分こうなってた。
何か無性に暗いの書きたい病が発病(笑)
2009/11/10
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