普段から風邪を引かない人ほど、引いた時はツラいという。
「はひっ。だからですか!!!!」
「…………ゲホッ…」
「あ、タオル濡らしますね〜♪」
今まで読んでいた雑誌を机に置くと、獄寺の額に乗っていたぬるいタオルを取った。そんなハルをじと目で見る獄寺。
「馬鹿は風邪引かない。とも言いますしね―」
「……ゲホッゲホッ…」
「あ、林檎剥きましょうか―」
ハルはルンルン気分で剥いていく。
「……楽しそうだな…」
「弱っている獄寺さんは貴重です!!写真を撮りたいぐらいですよ?」
「…………………」
「撮りませんよ〜」
剥き終わったウサギの林檎を机に置き、獄寺をおこす。
「はい、あーんです」
「…自分で食える」
「ハルに任せて下さい!!」
ハルの妙な気迫に何も言えない獄寺。
しぶしぶ口を開けた。
「あ、そうだ。そろそろ熱を計ってみましょうか」
林檎を食べ終わり、ハルは体温計を渡す。
「じゃハルは食器の片付けを……」
「お前、いつ帰るんだよ」
「はひ……迷惑でしたか?」
途端しょんぼりしてしまい、獄寺は焦る。
「親が心配するだろ?」
「あ、それなら大丈夫ですよ」
「え?」
「今日は泊まりだって言ってきましたから!!!」
その言葉に獄寺の顔が真っ赤になった事は言うまでもない。
あとがき。という名の謝罪
すみませんすみません本当にすみません!!!
まとまり無いし……オチも微妙だし………(汗)
これが2000踏んでくれた恵奈様に渡すものなんて信じられません(言い切った)
でもまさか恵奈様が踏んでくれるとは凄い偶然ですよね!!!!運命を感じます。
返品自由ですので……!!!!!(逃)
070826