政府が用意した、最初の審神者の血を護る空間。
政府が2派閥(隠された中立派閥含め3)存在する空間。
そして、現代。
時の流れは審神者を護る空間と現代は違う。
一度(ひとたび)審神者が現代にいけば
その時の流れの違いにより体が変化することになる。
審神者の空間にいることにより、その身の時の流れが遅れ
長く審神者でありつづけることができるという。
それはすなわち、審神者という名の人ではない何かなのではないか。
しかし、歴史改変を目論む者たちが消えぬ限り
戦いは終わることはない。
今はただ、戦い続けるしかないのである。
―――――・・・・・そんな中で
審神者の長としての運命が定められた
小さき少女が、ゆるりゆるりと時を巡らせ
現代で換算し、4年の歳月を過ごしていた。
愛した者の為に、そして・・・・
愛する者達の為に。