―――を・・・た・・・ら・・・


声が、聞こえる。


熱でぼんやりとする意識の中。


これは、夢?


それとも、現実で誰かが、声をかけてきてる?



――――歴・・・を変え・・・何・・・の?



誰なの?どうしてそんな・・・


悲しそうな声を、しているの?





―――歴史を変え・・・・何故いけ・・・の?




声が消える寸前、紫色の霞と



「あい・・・ちゃん?」


赤い髪の元気な短刀の彼を、見た気がした。










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