「出席を取る。名前を呼ばれたら返事をするように。」


三日月宗近

「はっはっは。ここにおるぞ」

小狐丸

「ここに」

鶴丸国永

「おう!驚きの登場をしようと思ったんだがなあ」
「鶴さん、それはやめておこうね」

燭台切光忠

「あ、はい。ちゃんといるよ」

大倶利伽羅

「・・・・・慣れ合うつもりは――」
「よしいるな」
「・・・・おい」

「そして、司会を担当しますへし切長谷部と申します。」
「して長谷部よ。これはどういう集まりなのだ」
「主命だ。華様から封書を預かっている。この場についたら開いて読むようにとのことだ」
「では主様はこられぬのか・・・」
「読むぞ」


集まった皆に全国の審神者様から頂いた質問に答えてもらいます。
皆に聞かれたくない場合は、席に置いてある耳に当てると音楽が流れるものを
装着してもらい(ヘッドホン)、回答してください。


今回のお題は「幼審神者」です。
(※アンケ終了まで質問は受け付けていますので
質問が増えるたびに此処は更新されます※)



「お嬢がお題?」
「よくわからんが主命だ。さっそく始めるぞ」


Q、鶴丸さんへ。幼審神者をいい意味で驚かせた事、または驚かされた事は?

「おお!俺からか!」
「いい意味で驚かせたことなんてあるのか?」
「失礼だぞ長谷部!お嬢に悪いことなんてするとおもうか!」


早速だが回答だ。ああ、へっどほんとやらはつけなくてもいいぞ。
お嬢は小さいがあまり駄々を言ったり我儘を言わないからな。
たしか、審神者の友人がこの本丸に来たことがあってな
同じくらいの年頃の幼子を連れていたんだ


「嗚呼、覚えておるぞ。その審神者の娘だったな」
「長谷部の着物を掴んで茶を運んでいるのを転ばしたんだよな!あれは傑作だった!」
「ッ・・・!!!(まだ覚えていたか)」

そうそう話の続きだ!その幼子がな、猫の人形を持っていてな
珍しくお嬢がそれを物欲しそうに見てたんだ。
口には出さないし欲しいともいってなかったが、そんな気がしてな。
裁縫は俺には出来んから、どうしたもんかと考えたんだ。

で、夜にお嬢を部屋に呼んだ。


――――・・・・

「おちゅる、なあに?」
「まあ、見てろ」

障子に光を当てて、影絵をしてやったんだ。
猫の形を作って、竹串につけて動かしてやったり
手で犬や鳥を作ってやった。

人形を作ることが出来たら勿論そうしたんだが、
その時の俺はまだ顕現して日は浅かったし
とにかくお嬢に喜んでもらいたかった。

あんときのきょとんとした顔も
嬉しそうな微笑みも、楽しそうな笑い声も
時々びっくりさせたりして。

いい驚きになったんなら俺にとっては上々だ。


「・・・・・」
「なんだよ光坊伽羅坊、それに皆変な顔して」
「いや・・・鶴さん・・・(凄くカッコイイ)」
「・・・別に(時々こういうところがあるから困る・・・)」
「真面目に考えることが出来るんじゃないか・・・」
「本当に君失礼だぞ」
「で、驚かされたことは?」


そうだなあ、毎日驚かされっぱなしだが
(ごそごそ)これだな。

「四葉?」
「ああ」

敷地内を散策に出た時だ。平野に四葉の話を聞いてな
探しに行きたいってお嬢が言ったんだ。
だから護衛でついてったんだが早々見つかるもんじゃない。
だが、珍しくお嬢が帰るぞって声をかけても帰りたがらなくて
後で理由を聞いて驚かされたぜ。


「おつるにあげたいの!」

これだ。・・・あー、すまんがそのへっどほんをつけてくれないか。

(全員装着=BGM、花丸日和)

まあ、何だ。内緒だぜ?
顕現してすぐの俺は、過去のことでまた生かされたのかと
どうでもいいって感じだったんだ。
墓から暴かれ、寺から持ち出され、様々な手に渡り、献上され

その延長だと思ってた。また人の欲で連れ出されたのかと。
三日月や見知った奴に会えたのは勿論嬉しかった。
だが、俺の心は晴れなかったんだ。戦に出て折れてしまったほうが
刀として幸せなんじゃないかって。

そう、俺は驚きという言葉で隠した、幸せを求めていた。
それを誰かに言ったこともないし、言うつもりもなかった。
だが、お嬢は俺が部屋で静かに庭を眺めている姿をみて
その表情を見て、それだけで悟ってくれたらしい。
これはあくまで俺の思い込みであり、願望だ。


四葉を探し出したときは夕刻だった。
帰還の予定をはるかに過ぎていたんだが。

「おつるの白はしあわせの白だとおもうの」

笑顔で四葉を差し出すお嬢の言葉は
最初訳がわからなかった。
お嬢なりの優しさと、俺への気遣いだ。

「華はおつるのわらってるかおがみたいな」

だから、しあわせのよつばがあればおつるはしあわせで
ずっとえがおでいてくれるよね!


なんてやつだと思った。
顕現して泣いたことなんてなかったんだ。
泣いたのはその時だけだぜ。

で、審神者に押し花ってやつを聞いてな
枯れないように加工もしてくれたんだ。
栞にして、御守袋に入れて持ち歩いてる。

・・・って、恥ずかしい話だぜ・・ほら次いけ!


「外していいぞー!」
「話は終わったか?」
「ああ、中々手強いもんだな質問とやらは」
「(手強い?)」
「次にいってくれ長谷部」
「わかった。・・・!俺への質問か」


Q.長谷部に質問!初めての主命はどんなのでしたか?

「初めての主命・・・華様のか」

審神者様が御存命の際、顔を合わせての時だな。

「長谷部、面倒を掛けますが、華のお供をを宜しくお願いしますね」
「畏まりました。孫様、へし切長谷部と申します。」
「はせべ、おとも?」
「はい。主命とあらば何でも・・・御随意にどうぞ?」
「しゅめー?・・・じゃあねえ、んとねえ!」


華の「おとも」して!


「どういうことなのです、華様のお言葉は?」
「最初は、どこかへ同行する供だとおもっていたんだ」
「そうではなかったの?」
「ああ、華様のいう「おとも」とは、「供」ではなく」


「友」らしい。


「・・・・ぷっ・・」
「く・・・あっはっはっは!!お嬢らしいなあ!」
「ふふ・・たしかにね」
「そういえば、俺にもそのことを言ってきたな」


「みかちゅき!はせべおともなの!!」
「?・・・そうかそうか。よきかなよきかな(おとも?)」


「とな」
「本丸に来てすぐ、華様は友がいなかった」

身内は審神者様のみ、本丸には我々男士しかいない。
まあ、寂しかったのだろうな。

「審神者様も、やりとりを見て「供」を「友」に変えて楽しんでおられた」
「時にそういうところがあったな・・審神者は」
「だな、聡いからなあ」
「そんなところだ。だが、俺は友ではなく華様の―――」
「わかっておる。(難儀な奴じゃ)」
「次は三日月宗近宛だ」
「あいわかった。聞こう」


Q,三日月さんへ。お風呂の廻で自身を「父親」と称し、
懐刀の際には「じじい(じいじ?)」と言っていましたが、
実のところ幼審神者に父親と接して欲しいと思った時はありますか?


「・・・・・・」
「三日月・・(驚きの質問だぜ・・すごい審神者がいたもんだ)」
「(そういえばその辺はどうなんだろうね伽羅ちゃん)」
「(知らん・・・)」
「つけるか?耳」
「否、いらん。そのままでいい」


懐刀とは、信濃のことだな。あのときもそうだが、
父と華に知られてからも、俺は「じじい」のままだ。
華から父として呼んでくれるのであれば、俺は「父」になる。
呼ばれなくてもそうではあるのだが、どういえばいいものか。

「無理に呼ばせようとも思わん。時もかかろう」

何とも複雑故な、今まで祖母と思っていた者が母親。
じじいで刀の俺が父だ。華の想いもわからん。
だが、あの時確かに俺に抱きついて笑ってくれた。
「ちちうえさま」と呼んでくれた。

今はそれだけでよい。

「三日月と呼んでくれるその声が可愛らしくてな」
「わかります。この狐もこまると呼んでもらうだけで心躍ります故」
「呼び方は気にはしない。ただ・・そうだな。欲を言えば―――」

今まで以上に甘えて欲しいな。
三日月宗近としてではなく、父親として。

「だが、正直なところ、父になったことがない故、よくわからんのだ」
「三日月さん、それは皆そうだよ」
「そうだな、・・・・」
「三日月、どうしたんだ?」
「いや・・・想像をしてみた」
「想像?」


「ちちうえさま!だっこー!!」
「ははっ!良いぞ良いぞぉ、そぅら!」
「きゃー!!あははは!!」


「・・・・・悪くない・・」
「何想像したんだ君・・・・・」
「鶴、やはり父親とはいいものだな・・・」
「君、大丈夫か?」
「また俺への質問か・・・主命とあらば・・(こんどはなんだ)」←さっきのが思いのほか恥ずかしかった


Q.巷で機動オバケと言われている(?)長谷部さんへ。
幼審神者相手に、その機動を最大限に生かした事件などありますか?


「きど・・・っごほん!!(何だそれは・・俺は他の主からそんなふうに呼ばれているのか!?)」
「的確な呼び方だよね」
「・・・ああ」
「そこ二人圧し切ってやろうか」
「ほれほれ、はよう質問にこたえぬか」
「ぐぬ・・・」


事件、か。華様お使い事件のときも走り回ったな。


「ああ、あれは肝が冷えたぜ・・・」
「あれはね・・・本当に・・・」
「・・・・・」
「あの時長谷部は本丸を走り回っておったな」

華様がいない!!もうお八つの時間だというのに!!
誰か見ていないか!まさかお一人で厨に?!
嗚呼もう華様〜!!!


「俺が使いに出ていると言おうとしても走り去ってしまうからな」
「・・・・うぐ」
「他に何か事件でも・・・(気になる・・主様のことなればこの狐)」

そうだな。他は、華様がまだ三つの頃だな。
庭の池の鯉を見ようと覗き込んでおられてな。
危なっかしいし見ていて不安だった。
だが近くにいすぎても楽しんで鯉を見られないかもしれない。
もやもやしていたら案の定落ちそうになってな


「孫様ああああぁ!!!!!」
「うひゃう!」
「ぜえっぜえ・・・っ御無事ですか!?濡れたりは!!お怪我は!?」


絶対に間にあわんとおもっていたんだが、案外間にあってな。
池にははまらず、しっかり捕まえていた。ぎりぎりだったが・・・・
後に審神者様に機動を褒められはしたが。


「きゃはは!!はせべしゅごいー!!」
「しゅごいー!ではありません!!落ちたら怪我をしますし濡れて風邪をっ!!」
「きゃー!!はせべはやいー!」

そういえば、最近はあまり鬼ごともしなくなったな・・・
・・・・・。


「長谷部君?」
「・・・どうした」
「(俺だけがいつも追いかけていたのに・・・この気持ちはなんだ?)」
「三日月、長谷部から父親の心を学んだらどうだ?」
「そうだな。御教授願おう。妬ける故な」
「(妬けるっていったぞ天下五剣)」

Q,皆さんへ。幼審神者はいつもいつも一人で寝ているのでしょうか?
それとも近侍の小狐丸と?若しくは当番を決めて交代で?

「基本的に一人だな。」
「俺が説明しよう」
「頼むぞ長谷部」

お一人で眠られているのは華様の御意志だ。
言っても、障子を隔ててだが護衛の為必ず近侍がついている。
近侍は小狐丸が初期刀故に多いが、遠征や出陣の際は
手の空いている者で、当番を決めてか華様がご自分で
指名して呼ばれた者が近侍を担当する。


「って言っても、最終的には一緒に寝てるよな」
「一人で眠れるようになりたいという華ちゃんの意志は偉いけどもね」
「歳も歳だ。甘えたくもなるさ。はっはっは」
「まあ、そういうわけで、護衛についた者が共に寝ている」


「・・・こまる・・・いる?」
「!・・主様、眠れませんか?」
「・・・うん・・・きて・・?」
「では、失礼します」


と、呼ばれて眠る。勿論護衛もあるからな。
部屋に入ったのを確認したら誰かがまた
その二人の護衛につく。

「おもしろいだろう?」
「三日月、君は護衛の代わりをしないからな」
「そうだな、俺は父親だからな」
「(こういう時だけ父と言うかお主は・・)」


「前田と平野宛の質問があったので、呼んできたぞ」
「平野藤四郎と申します!」
「前田藤四郎です。ご質問とのことですか?」


Q、前田くんと平野くんへ。幼審神者のお願いでついて行ったという総会の時、
結局着物を着て行ったのでしょうか?いつもの格好でも良いような気がしますが…

「総会の時の話ですか・・お恥ずかしいです」
「以前総会は華やかな場所で」
「神聖な雰囲気で」
「長様に恥をかかせないようにとうかがっていたので」

万屋に走ったのですが、途中で平野がこういったんです。
万が一敵襲にあった際に、華様を御守するのに着物ではまずいのでは?と
普段の服装でいきましょうということになったんですが、それでも着古しはどうかと
二人で悩んでいたら、椿殿からくりいにんぐというものを教えてもらいました。
政府の機械であっというまにぴかぴかにしてもらいました!!

「くりいにんぐというものは驚きの機械なんだな!」
「はい!服をこう、四角い箱にいれたら一瞬でぴかぴかになりました!」
「そんなすごいのか!?」
「鶴さんに火がついてるから、続きいこうか長谷部君」
「次はお前宛だぞ」
「御指名かい?オーケー」


燭台切に質問。
月と狐の戦日和にて。三日月さんと小狐丸の持っていたあの和菓子は、
どちらも光忠が用意した物でしょうか?もしそうなら、それは手作り?

「ああ、葛きりは小狐丸さんに渡したよ。あの日は暑かったからね」

あと、僕が作ったんじゃないんだ。和食は僕も作るけど
最近は歌仙班が作っていて、僕は洋食に挑戦しているんだ。



「黒蜜のやつだったよ。彼から学ぶことも多い」
「三日月の持ってきた菓子もか?」
「あれは俺が万屋に行く際に和菓子屋に行き買ったものだ」


華が気に入りそうだと思って買った。それだけだ。
あの店は気に入っている。「花鳥」という店だ。
今度華を連れて行こうと思っている。

「三日月が合格だす味ならうまいだろうな、俺も今度行ってみるかあ!」
「あ、鶴さん落ち着いたんだね」
「平野達が帰れないだろう。俺が引きはがした・・・」
「伽羅ちゃんご苦労様」


「また鶴丸に質問がきているぞ」
「なんだあ?俺は相当審神者から好かれているようだな、驚きだぜ!」


鶴丸に質問。
とある本丸で(全ての本丸にあてはまる訳ではありませんが)
伊達組二人が天然だと言う話を聞きました。
幼審神者と接している二人を見て、「こいつら天然だなぁ」と
思った出来事はありますか?


「「(天然・・・!?)」」
「こりゃ面白いな!」
「面白くないよ鶴さん!!」
「・・・・(他本丸の俺は・・・天然なのか・・・)」
「そうだなあ、天然かどうかはわからないがこんな話なら―――」


お前ら二人たしか前にお嬢を叱ってたことあるだろ。
隠れ鬼をしてたときだったか?長時間出てこなくて


「呼んだら出てこい!!」←(これでもかという程に心配した)


そりゃあ隠れ鬼してるときに呼ばれて出たらだめだろ。


「華ちゃんの隠密数値幾つなの全くもう!!」←(ものすごく心配した)


それ叱ってるのか光坊?


「今度からは隠れ鬼するときは僕か伽羅ちゃんと組作ってやるんだよ!わかった!?」
「他のやつとやるときもだ・・・組を作れ」


一人で隠れ(るな)ないで!!!


「・・・・・」
「・・・・」
「叱るところがおかしくないか?」
「だろう?」


Q,小狐丸に質問。
三日月さんが父と分かってから個人的に「三日月パパ」と
呼んでいるのですが、そんな三日月さんも知らないような、
小狐丸しか知らない、幼審神者の癒し系エピソードが有れば教えて下さい。


「ぱぱとは、父のことか?」
「そうだよ三日月さん」
「・・・・ふふふふ・・・(にやり)」
「小狐丸・・・よもや隠しておるなどと・・・」
「さあ、へっどほんなるものをつけよ三日月」
「!・・・俺だけか・・・」
「ええ。三日月も知らぬ癒しの話なのでな」
「覚えておれ・・・(気になる・・・)」


朝、長谷部から逃れて散歩に行くのが日課です。
主様はどんなものでも興味を持ち、楽しそうに過ごされます。
最近の話なれば、紅葉を見に行った時か・・・

銀杏の葉が茂り、舞踊る中で主様は一枚拾われて
この狐に見せに駆け寄ってこられて


「見てみて!こまるの着物と同じ色!!きれい・・・」


「あの時は極楽浄土へ旅立てるかと・・」
「お嬢は時たま俺達の心臓を貫きにくるよな」
「・・・・良い意味でな・・(ぼそ)」
「本当に、・・・満面の笑顔で言われるとね」
「華様は、俺達には勿体ない主だ・・・。」
「(何を話している・・・何を・・)」←凄い気になってる天下五剣

「と、言うよりもです」

この狐めには主様の全てが癒しの日々。
語りつくすことは難しいでしょう。
他にも多々ありまするが、追々。


「江雪に質問だ。そろそろくる頃だろう」
「・・・江雪左文字と申します・・・戦でないのならば・・・」


:江雪左文字さんに質問です、
一期一振は幼審神者を妹のように接していますが、
江雪さんからしても妹のような存在ですか?


「華、ですか・・・。そうですね・・」

小夜は可愛い弟です。宗三もですが。
華は主、兄弟ではありません。
・・・ですが、華が望むのであれば、
私は喜んで兄となります。

・・・・嗚呼、申し訳ありませんがそれをつけてもらえますか?(ヘッドホン)

(全員着用)


・・・・・。



・・・・・・・一期一振の妹にした覚えはありません。(きっぱり)
華は小夜も宗三も目に入れても痛くない程に可愛がっています。
特に宗三は華の未来さえも見据えて考えている。
私にとっても、可愛い存在です。妹と呼ぶべきか、又は娘でも構いません。
三日月殿の娘という事実には驚きましたが、それでも・・・

華左文字と名乗っても許せるくらいには、可愛い存在です。

他言無用でお願いしますよ。


「外してもいいですよ」
「珍しく喋ってたみたいだが、何を話してたんだ?」
「鶴丸殿・・・気にしてはいけません・・・・」
「・・・・(圧力が凄い・・・何事だ・・・?)」


Q,鶴丸さんへ。何度も質問すみません。
一般的に鶴丸さんを近侍にした際、
「戦場で赤く染まって…」という台詞を仰いますが、
幼審神者の前で言った事はありますか?
まさかと思いますが、泣かせてないですよね?


「審神者には言ったことがある・・・昔な」


まあ、あれだ。最初の質問の時みたいな感じだな。
お嬢の前では言わんさ。・・・二度と


「と、いう事は、一度言われたと・・・」
「鶴さん・・・」
「国永・・・・・」
「ははっ・・すまんすまん。」


言ったには言ったさ。だが、初めて言ったあんときは
お嬢も意味がわかってなかったらしい。


「どうやって赤くなるの??」
「え?・・・いや、・・」


言われて困ってしまったさ。どう説明したもんかと。
そんで、思った。説明して理解したら、


どんな顔を見せてくれるんだろうってな。


「泣きはしなかったが・・・ありゃ珍しくかなり、その・・」
「鶴、申せ・・・」
「・・・見たことないくらい、怒ってた」



あかくなっちゃだめ!!!
おやくそくしないといかせないからね!!


「約束は、しなかったさ。戦場に行くんだ。」


自分が怪我をしなくても、返り血で赤く染まるし
怪我をしても染まっちまう。破るとわかってる約束はしない。

怒られたまま、戦に無理矢理出た。


「結果、散々だったさ。気になって集中できやしねえ」


一期にも二度と見たくない形相で叱られてな。
戦場に出てるってのに、前線に立つなって言われたんだ。


「鶴丸殿、孫様のお心、お気持ち・・・理解出来るまではその刀、振うことは私が許しません。」
「一期?・・・」
「そうだぜ旦那。よおく、考えな」


皆が敵を倒す中、俺は戦場で考え事。
お嬢は無理を言ってきた。赤くならないなんて無理だ。


「まだ、わかりませんか・・・鶴丸殿・・・」
「江雪・・・?」


あの子も、審神者の孫。わかっていますよ・・・・。
闘いに身を投じれば、赤くならないことはないのだと。

約束をせずに出ることを許したのでしょう?

その中に秘めた想い、お教えしましょうか?


「・・・・いや・・・」


そういえば、出る時に何か言っていたな。
なんて言っていた?遠くから叫んでいたっけか
転送門を潜る瞬間に・・・お嬢は・・



「みんなっ!ぜったいいきてかえってね!!!」


「・・・・!!・・・そうか・・・」


俺は刀の柄を握って、参戦した。
一期も、薬研も何も言わなかったな。
恐らく気づいてくれたみたいだ。

俺がお嬢の言葉に気づいたことを。


戦場で斬られて赤く染まって、死んでも構わないと思っていたことを。
お嬢に悟られていたっていうのか。なんて奴だ本当に。驚かせてもらったぜ。


「お嬢の赤くなっちゃだめってのは、死ぬって言葉を使いたくなかったんだろうな」


死んじゃだめ!!!!
お約束しないと―――――


どうやって赤くなるの?
これはわからなくて聞いたんじゃない。


―――確認だ。


敵を倒して生きながら染まるのか・・・


・・・死んで染まるのか・・・


「自主的にへっどほんつけてくれてありがとうな」


(怒ってたの辺りから皆空気読んだらしい)


Q.三日月さんへ。質問というより、お願いです。
長谷部さんに父としての心得を学ぶと、確実に過保護になりそうなので、
石切丸さんをお手本とされて下さい。
知人の審神者曰わく光忠はオカン、石切丸さんはパパ、
この位置は不動(らしい)です。


「過保護・・・!?」
「え、まって僕オカンなの!?」
「・・・オカン・・」
「お兄さんじゃだめなの!!」
「・・・光忠・・お前・・・・・」
「石切丸なら確かにちゃんと教育できそうだな」
「確かに、石切丸ならば安心だな。だが、問題があるぞ」
「何だい三日月?」


真面目すぎる。あと足が・・・


「ああああ三日月茶でも飲め!!(それは言うな!!後者は言うな!!)」
「教育に足は関係ないよね三日月さん!!!」
「・・・厄落としがくる・・口を閉じておけ!」
「・・・・俺が石切丸から学べば・・・」
「長谷部君ややこしくしないで!!ほら、次に!!」



「御指名なんて、俺ってば愛されてる〜」


Q,加洲さんへ。
女の子は幼少時より化粧に興味を示すものですが(私は違いましたけど)、
幼審神者が加洲さんの爪紅を見て、目を輝かせたお話などありますか?


「華は確かに俺の爪紅好きだよ。ていうか赤色好きなんだよね」
「ほう・・・(赤色が好き、と)」
「何色も好きだけどね。明るい色が好きでさ」
「お嬢らしいな」
「化粧も気になるんだろうけど、今はどちらかっていうと飾りの方が好きみたい」


玉かんざしとか、平打ちのも好きだね。
べっ甲も次郎さんのを見て気になってた。
最近は帯留めを桜にしてたよ。あれ可愛いよねえ


「そういえば変わっておったな」
「朝の支度おわったら俺のとこにくるんだよ。あと宗三と歌仙」
「着付け、でしょうか?」
「うん。それもあるし、宗三は髪を、歌仙は着物の色。俺は小物とか」
「(たしか、現代ではめいくあっぷあーてぃすとっていうやつかな?)」
「あ、あと最近宗三にもらった数珠を足にこっそりつけて御洒落して―――」


(ガタッ!!)


「(不覚!!この狐ともあろうものが主様の些細な変化に気づけぬとは!!)」
「(こいつは驚いた!確かめにいかねえと!!)」
「(俺の知らぬところで華が変わっていくのはなんとも)」


「わかりやすいね・・あの人たち」(ガタッ)
「・・・お前もな」(ガタリ)

「え?皆ちょっと怖いんだけど・・・あれ、長谷部?・・はっや!?」(もうあんな遠くに!?)


座談会2に続く?


質問き次第追加します!
幼審神者本丸座談会質問投稿板】からどうぞ!








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