DARK SIDE

小さなこの部屋の窓から見える
世界はほんのわずかで
耳をすまし心を開くたび
ジャークな風が忍び寄る

ありもしない真実を背負わされても
闇の世界に光は似合わない

小さな笑顔の先は
いつも闇がひそんでいて
無愛想な空に叫んでも
どうせ届かない

デタラメな夢を並べては
意味もなく壊したりして
耳をすまし心を閉ざした
ジャークな風が入らぬよう

嘘で固めた真実も今じゃ輝やいて
真っ直な想いは消されてゆく

真っ暗なメイロの中じゃ
きっと何も見出せない
真っ赤な感情の中で
いつも誰かが泣いてる

ありふれた愛情が全て壊れて
もがいてさけんで泣きつかれても
この闇は消えない

小さな笑顔の先は
いつも闇がひそんでいて
孤独な過去に縋っても
意味なんてない
戦う相手は自分だから



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