586話/で、イチ誕はどうなった？
５８６話。
霊王宮での治療と修業を終え、瀞霊廷に戻ってきた一護。
しかし、すでに瀞霊廷は見えざる帝国の景色へと取って代わられ、あちこちで戦火のあとがあった。
そんな中、ひときわ高い塔の上にユーハバッハの姿を見つけた一護はすぐさま追いかけようとするが、ユーハバッハの傍らに控えていた雨竜に攻撃され、塔の下に足止めされる。
塔の真下から見上げる一護と、見下ろす雨竜の視線が交錯する。
現世で別れて以来の雨竜たんが、いつの間にか敵側に着いてたから、一護はショック＆ビックリ！
一■石田……!!!なんで、お前が…!?
雨■帰れ、黒崎。
一■な……
雨■お前には陛下を止める事はできない。
一■何言ってんだよ……、石田…！
雨■帰れ。命を無駄にしないうちに。
一■なんでお前が、そこに居るんだって訊いてんだよ!!
なおも追いかけて来ようとする一護を『光の雨（霊弓を雨のように一斉掃射する技）』で牽制する雨竜たん。
ﾕｰﾊ■行くぞ、雨竜。訣れ（わかれ）は済ませたか。
雨■はい。
ﾕｰﾊ■永劫の訣れになるぞ。
雨■承知の上です。
一■待てよ…、石田…。石田ァ!!!!
これから霊王宮に攻め入ろうとしていたユーハバッハとハッシュヴァルトと雨竜は、一護の呼びかけも虚しく去って行きました。
↑このシーンをパロってみました↓
※今回、ツッコミ役のキャラがいないので、パロの都合により、一護のほかに護廷十三隊の隊士達がいて、イチウリのやりとりを遠巻きに見ている事にします。
そいつらにツッコミ役をやってもらいます。
一護
待てよ…、石田…。石田ァ!!!!ーーークソッ！どうやって引き止めればーーーあ！お前、そのマント!!!!
雨竜
え？マント？(o ‘∀ ‘o)
隊士Ａ
は？マント？
一護
石田ァ！そのマント、新しいデザインじゃねぇか!?
俺は初めて見たぞ！そのロングマント！
雨竜
あ、分かる？(o ‘∀ ‘o)
実はそうなんだよ、黒崎！このマントは新作なんだ!!
隊士Ｂ
え？なに？あの滅却師、メッチャ食いつきスゴいんだけど!?マントに!?
一護
もしかして、お前の手作りか？
雨竜
よく気付いたな、黒崎！
このマントは星十字騎士団の定番デザインなんだけど、僕なりにアレンジしてあるんだ！
一護
ああ、お前のマントについてなら１mmたりとも見逃さねぇよ！
他のマントとはひとあじ違うっつーか、ヒラヒラ感に品があるっつーか、翻る(ひるがえる）時のファサーってなる感じがイイっつーか！
隊士Ａ
ファサー？
隊士Ｂ
ファサ〜って何？
隊士Ｃ
知らねぇよ。滅却師の業界用語じゃねぇの？
雨竜
ファサーは、ドレープの事だよ！ドレープ！
僕のマントはドレープが芸術的に美しいんだ！黒崎なら、見れば分かるだろう？
一護
お？おぉ、その、ファサーじゃなくて何だ、ド、ドレ、ドラ、ドラクエ？…いや違うか…モンハン？
隊士Ａ
はぁ!?急にゲーム出てきた!?何故!?
隊士Ｂ
違うよ。滅却師はさ、クレープって言いたかったんじゃない？美味しいよね、生クリームたっぷりのクレープ！
隊士Ｃ
いや、それならグレープじゃね？ファンタの。
滅却師はシュワシュワしたいんじゃね？
隊士Ａ
…何の話だよ(汗)。俺はファンタよりスプライト派だ。
↑
あんたこそ何の話だよ(笑)
ﾊｯｼｭ
…………クレープでもファンタでもない。ドレープだ。
↑
滅却師の誇りにかけて、つい訂正したくなった。だってマントに関する事だから(笑)
ﾕｰﾊ
…………ドレープとは、布のひだの事だ。
↑
陛下まで(笑)
一護
そ、そう、ドレープな！ドレープ！
石田のドレープがイイ！すごくイイ！絶対イイ！
雨竜
ふふふ♪分かってくれるかい？
生地の光沢感とドレープには、特に気を使って縫製したんだ！他の追随を許さない、この孤高の美しさ！
一護
ホント、スゲェよ！何だかわかんねぇけど、石田のマントが一番スゲェよ！
隊士Ａ
あれだけホメといて、何だかわかんないって(汗)
隊士Ｂ
何がどうスゴいんだろうね？
隊士Ｃ
とにかく凄いんだろ。何かが。
一護
石田、その一番のマント、こっち来てよく見せてくれよ！
俺の目の前で、クルクル回って見せてくれ！
隊士Ａ
オイオイ、そんな見え透いた手で、滅却師が降りて来るわけ………
雨竜
そうかい？そんなに見たいなら、君にたっぷり見せてあげるよ！
あらゆる角度から、じっくりと眺めるといい！この究極の美しさを！滅却師の美の集大成を！
隊士Ｂ
え？まさか、降りてくんの？わざわざ？
隊士Ｃ
霊王宮、行かなくていいのか？
隊士Ａ
つーか……チョロイ。チョロイな、あの滅却師……。
隊士Ｂ
こんなにチョロイなら、マントを人質に取っちゃえば？
隊士Ｃ
いくら何でも、マントでおびき寄せられるわけ………
一護
まんまと引っかかったな、石田ァ！
お前の新作マントは俺がもらったァ！
隊士ABC
えぇ〜〜マジで引っ掛かりやがった!?チョロすぎる(汗)
雨竜
黒崎っ！僕のマントを返せ！新作だぞ、新作！
まだそんなにジャンプでお披露目してないんだから！出番少なくて！
まだファサー
ってしてないんだからっ！ファサーって!!
一護
返してほしけりゃ、俺を捕まえてみろ！
……あ、俺を追いかけてる間、「黒崎、愛してるぅ〜〜♪僕は黒崎一護の恋人です！」って叫びながら追いかけて来いよ！
じゃねぇと、現世帰ってから、ファミレスでおごったり、コンビニでおごったり、肉や野菜買ってやったり、トイレットペーパー買ってやったり、一切しねぇからな!!
ーーーーー瞬歩！
雨竜
なっ…!?それは困る!!君のお金がないと、僕の生活費が…っ!!
ま、待て、黒崎!!…………ぼ、僕は…あの…その…あの、こ、恋人です！黒崎、あ、あ、あい、してる〜〜？
一護
あァ？疑問系じゃ話になんねぇな！もう、おごってやらねぇぞ〜(笑)
雨竜
ああ、それは本当に困るからっ！
黒崎、愛してるッ！愛してるから僕のマントを返してくれ〜〜！そして、もっともっとおごってくれ〜〜！
ーーーーー飛簾脚！
隊士Ａ
……あーあ、行っちゃったよ、チョロイ滅却師。
隊士Ｂ
どっか遠くに駆けてっちゃった…。マントって人質になるんだね。
隊士Ｃ
…いいのか、これで!?こんなグダグダで終わっていいのか!?
《終わり》
いいんです！(笑)
一■イヤイヤ、よくねぇだろ！
俺の誕生日は!?誰も祝ってくれてねぇじゃねーか!!
雨■……ぁ……。誕生日おめでとう、黒崎。
一■ハァ!?何だよ、その「ぁ」は!?
いかにも、今気付きました！みてぇな「ぁ」は!?しかも小文字かよ!?
雨■……………。
一■反論もナシかよ…(汗)
…で、結局のところイチ誕はうやむやになったのでした(笑)
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５８６話。
霊王宮での治療と修業を終え、瀞霊廷に戻ってきた一護。
しかし、すでに瀞霊廷は見えざる帝国の景色へと取って代わられ、あちこちで戦火のあとがあった。
そんな中、ひときわ高い塔の上にユーハバッハの姿を見つけた一護はすぐさま追いかけようとするが、ユーハバッハの傍らに控えていた雨竜に攻撃され、塔の下に足止めされる。
塔の真下から見上げる一護と、見下ろす雨竜の視線が交錯する。
現世で別れて以来の雨竜たんが、いつの間にか敵側に着いてたから、一護はショック＆ビックリ！
一■石田……!!!なんで、お前が…!?
雨■帰れ、黒崎。
一■な……
雨■お前には陛下を止める事はできない。
一■何言ってんだよ……、石田…！
雨■帰れ。命を無駄にしないうちに。
一■なんでお前が、そこに居るんだって訊いてんだよ!!
なおも追いかけて来ようとする一護を『光の雨（霊弓を雨のように一斉掃射する技）』で牽制する雨竜たん。
ﾕｰﾊ■行くぞ、雨竜。訣れ（わかれ）は済ませたか。
雨■はい。
ﾕｰﾊ■永劫の訣れになるぞ。
雨■承知の上です。
一■待てよ…、石田…。石田ァ!!!!
これから霊王宮に攻め入ろうとしていたユーハバッハとハッシュヴァルトと雨竜は、一護の呼びかけも虚しく去って行きました。
↑このシーンをパロってみました↓
※今回、ツッコミ役のキャラがいないので、パロの都合により、一護のほかに護廷十三隊の隊士達がいて、イチウリのやりとりを遠巻きに見ている事にします。
そいつらにツッコミ役をやってもらいます。
一護
待てよ…、石田…。石田ァ!!!!ーーークソッ！どうやって引き止めればーーーあ！お前、そのマント!!!!
雨竜
え？マント？(o ‘∀ ‘o)
隊士Ａ
は？マント？
一護
石田ァ！そのマント、新しいデザインじゃねぇか!?
俺は初めて見たぞ！そのロングマント！
雨竜
あ、分かる？(o ‘∀ ‘o)
実はそうなんだよ、黒崎！このマントは新作なんだ!!
隊士Ｂ
え？なに？あの滅却師、メッチャ食いつきスゴいんだけど!?マントに!?
一護
もしかして、お前の手作りか？
雨竜
よく気付いたな、黒崎！
このマントは星十字騎士団の定番デザインなんだけど、僕なりにアレンジしてあるんだ！
一護
ああ、お前のマントについてなら１mmたりとも見逃さねぇよ！
他のマントとはひとあじ違うっつーか、ヒラヒラ感に品があるっつーか、翻る(ひるがえる）時のファサーってなる感じがイイっつーか！
隊士Ａ
ファサー？
隊士Ｂ
ファサ〜って何？
隊士Ｃ
知らねぇよ。滅却師の業界用語じゃねぇの？
雨竜
ファサーは、ドレープの事だよ！ドレープ！
僕のマントはドレープが芸術的に美しいんだ！黒崎なら、見れば分かるだろう？
一護
お？おぉ、その、ファサーじゃなくて何だ、ド、ドレ、ドラ、ドラクエ？…いや違うか…モンハン？
隊士Ａ
はぁ!?急にゲーム出てきた!?何故!?
隊士Ｂ
違うよ。滅却師はさ、クレープって言いたかったんじゃない？美味しいよね、生クリームたっぷりのクレープ！
隊士Ｃ
いや、それならグレープじゃね？ファンタの。
滅却師はシュワシュワしたいんじゃね？
隊士Ａ
…何の話だよ(汗)。俺はファンタよりスプライト派だ。
↑
あんたこそ何の話だよ(笑)
ﾊｯｼｭ
…………クレープでもファンタでもない。ドレープだ。
↑
滅却師の誇りにかけて、つい訂正したくなった。だってマントに関する事だから(笑)
ﾕｰﾊ
…………ドレープとは、布のひだの事だ。
↑
陛下まで(笑)
一護
そ、そう、ドレープな！ドレープ！
石田のドレープがイイ！すごくイイ！絶対イイ！
雨竜
ふふふ♪分かってくれるかい？
生地の光沢感とドレープには、特に気を使って縫製したんだ！他の追随を許さない、この孤高の美しさ！
一護
ホント、スゲェよ！何だかわかんねぇけど、石田のマントが一番スゲェよ！
隊士Ａ
あれだけホメといて、何だかわかんないって(汗)
隊士Ｂ
何がどうスゴいんだろうね？
隊士Ｃ
とにかく凄いんだろ。何かが。
一護
石田、その一番のマント、こっち来てよく見せてくれよ！
俺の目の前で、クルクル回って見せてくれ！
隊士Ａ
オイオイ、そんな見え透いた手で、滅却師が降りて来るわけ………
雨竜
そうかい？そんなに見たいなら、君にたっぷり見せてあげるよ！
あらゆる角度から、じっくりと眺めるといい！この究極の美しさを！滅却師の美の集大成を！
隊士Ｂ
え？まさか、降りてくんの？わざわざ？
隊士Ｃ
霊王宮、行かなくていいのか？
隊士Ａ
つーか……チョロイ。チョロイな、あの滅却師……。
隊士Ｂ
こんなにチョロイなら、マントを人質に取っちゃえば？
隊士Ｃ
いくら何でも、マントでおびき寄せられるわけ………
一護
まんまと引っかかったな、石田ァ！
お前の新作マントは俺がもらったァ！
隊士ABC
えぇ〜〜マジで引っ掛かりやがった!?チョロすぎる(汗)
雨竜
黒崎っ！僕のマントを返せ！新作だぞ、新作！
まだそんなにジャンプでお披露目してないんだから！出番少なくて！
まだファサー
ってしてないんだからっ！ファサーって!!一護
返してほしけりゃ、俺を捕まえてみろ！
……あ、俺を追いかけてる間、「黒崎、愛してるぅ〜〜♪僕は黒崎一護の恋人です！」って叫びながら追いかけて来いよ！
じゃねぇと、現世帰ってから、ファミレスでおごったり、コンビニでおごったり、肉や野菜買ってやったり、トイレットペーパー買ってやったり、一切しねぇからな!!
ーーーーー瞬歩！
雨竜
なっ…!?それは困る!!君のお金がないと、僕の生活費が…っ!!
ま、待て、黒崎!!…………ぼ、僕は…あの…その…あの、こ、恋人です！黒崎、あ、あ、あい、してる〜〜？
一護
あァ？疑問系じゃ話になんねぇな！もう、おごってやらねぇぞ〜(笑)
雨竜
ああ、それは本当に困るからっ！
黒崎、愛してるッ！愛してるから僕のマントを返してくれ〜〜！そして、もっともっとおごってくれ〜〜！
ーーーーー飛簾脚！
隊士Ａ
……あーあ、行っちゃったよ、チョロイ滅却師。
隊士Ｂ
どっか遠くに駆けてっちゃった…。マントって人質になるんだね。
隊士Ｃ
…いいのか、これで!?こんなグダグダで終わっていいのか!?
《終わり》
いいんです！(笑)
一■イヤイヤ、よくねぇだろ！
俺の誕生日は!?誰も祝ってくれてねぇじゃねーか!!
雨■……ぁ……。誕生日おめでとう、黒崎。
一■ハァ!?何だよ、その「ぁ」は!?
いかにも、今気付きました！みてぇな「ぁ」は!?しかも小文字かよ!?
雨■……………。
一■反論もナシかよ…(汗)
…で、結局のところイチ誕はうやむやになったのでした(笑)
2014.07.15up
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