だから踏み込んだらあぶないですよって
「ええ、にくたらしいですよ」
「え、今、何て?」
「触られるのも、本当にだめだったのですが。慣れてしまいました。いうことをきいていればすぐでしたから」
普段通りの柔らかい声音で、柔らかい笑みで宵ノ進は言った。
けれども、その眼は、そんな水の底のような眼は、知らない。
「羽鶴様、あなたはどうか、こうなりませんよう」
あ、今、傷つけた。
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宵さんの夏
橋
まどろみ
打ち上げは他のお店でやろうよ!
引きこもりという名の
ある夏至のこと
だから踏み込んだらあぶないですよって
只空虚
川底に月
雨麟ちゃんと木馬
猫又とおにいさん
僕の心を君に捧ぐ
宵と音
夕暮れ時
仕置き
昔日
関係性
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