What is the name of this feeling?


青い髪と黄色のリボン。
真剣な表情で本を読み、文字を追う大きな目。
背中の紋章に、他よりも小さな胸で華奢な体。

そこまで目で追って、ふっと自分は何をしているんだ、とガジルは我に返る。
けれど再び誘われるように彼女を目で追ってしまいそうになる。

あの女、レビィが気になって仕方ねぇ。
弱いけどオレにはない"賢さ"を持ってる。

ただそれだけなのにどうしてレビィのことを考えるとオレの胸の奥は熱くなるんだ。

不思議でしょうがなくて、再びレビィをじっと見る。
するとレビィはガジルの視線に気がついて、ニコッと微笑んだ。

ドキッ、とガジルの胸が音を立てる。
何なんだ、と。オレはいつからこんなに乙女になってしまったんだ。

けれど、この胸の高鳴りの原因はアレしかなくて、今更気付いた自分に、ギヒッと口から笑いが漏れた。
これはきっと、恋、だ。





W.W.のぼす様へ、相互記念小説です。

乙女モードの残念なガジル君になってしまいました。
本当はもっとカッコよく書きたいのに!
とにかくガジルのファンの皆様に謝るためにぱんだは部屋で全方位に向かって土下座しまくります。
ごめんなさい!

ぼす様のみお持ち帰りOKです。
これからもよろしくお願いします。
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