差し込む朝日で目が覚めた。カーテンなんていつ開けたんだろ…
ぱち、と目を開ける。隣に、微かに温もりの残った1人分のスペース。
ああ、サンジさんが起きてたのか。

ぼうっとする頭でベッドから起き、ぺたぺたとはだしでリビングへ向かった。


「おはようございまーす。」
「ああ、おはよう。 朝メシ食える?」
「もちろん!!いただきまーす!」

おいしい!!
サンジさんのご飯は本当に美味しい。というか、こんな立派な朝食食べたことない。
素直にそう言うと、彼は一瞬驚いたような顔をしたあと、ぱあぁっと笑顔になった。


「ありがとな、純情ちゃん。」

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