||| plus alpha 最終話に加筆を入れてしまってすみません。 最初は入れるつもりはなかったのですが、やっぱり私の伏線の張り方が甘いのか弱いのか、長編に対して質問を頂くことが多いです。 物語のギミック部分をこうやって小説以外の場所で語るのは悔しい気持ちもあるのですが、そこは私の力不足が原因ですしね・・・ 伏線張るのが下手でごめんね・・・ そんなこんなで最終回に母親シーンを追加しました。 あなたの選んだ道をいきなさい、という言葉ですが、自分が選んだ道なんだから責任もって進みなさいという諭す意味の意味ではありません。 自分の身を犠牲にしてでも父親を助けると決めたのは自分なんだから、いまさら後悔してもしょうがないでしょ、責任もって天国へ行きなさい、というニュアンスは、夢主の最初の解釈です。 本当は泣き崩れる父親を見た夢主が、もっと愛されたい、幸せになりたい、この人と生きたいと、初めて生きることに前向きな、ともすれば貪欲な姿勢になったことについて母親が言及したシーンなのです。 実際に最終回では、今まではレールの上を走るような人生だった夢主が、周りの目や父親との関係を気にすることなく、自分で進路を選択することができるようになりました。 最終回の最後の言葉にもあるとおり、母親の言葉の真意に気づけたところでも、彼は一歩成長したのでは、と思います。 夢主のお母さんは冷たい人ではなくて、どちらかというと彼のために奔走しているということをご理解していただくために説明入れました。 まぁここはあえて漢字変換しなかったことで夢主に誤解させたかったのですが、読者の方、最終回を読んで何人の方が気づいていただけたのか気になります笑 あと、紙芝居屋に関してだれなの?って質問をたくさんいただいております。 彼は当サイトのオリキャラです、決して原作にはいません。 ただ、紙芝居屋についてもこの際悔しいながらご説明させていただきますと、彼は途中で入れ替わっています。 死柄木とのやり取りにいれてあるのですが、お気づきでしょうか。 良ければ夢から覚めた直後くらいのお話を読み返してくださると分かりやすいかもです。 入試後、夢主をさらったのは敵連合に所属する下っ端モブ敵の紙芝居屋さんです。 ですが幸せな夢を見ている夢主の世界にオールマイトを装って介入したのは紙芝居屋に成りすました別の人物です。 紙芝居屋さんのジェントルおじさま口調が後半、崩れてワイルドな感じになっていたのと、夢主の色男という呼び方、そして過去に言わせたのと全く同じ台詞を言わせたことで伏線を張っていたのですが、気づいた方、何人くらいいらっしゃるんですかね・・笑 初登場が小学生編なので、もう皆さん忘れてしまってたかもしれませんが、 夢主を救済したのは、紙芝居屋になりすまして潜入した、夢主が昔通っていた道場の師範です。 こちらはまた時間があれば、夢主お見舞い編でかけたらいいなと思っています。 こんな感じで小説のギミック的な部分に結構質問いただいているので、分かりやすさ重視でちょこちょこ加筆が入るかもしれませんが、よろしくお願いします。 May 27, 2017 14:02 browser-back please. |