「さむい、さむい!さむいよ、シズちゃん!」 「うるせーな」 「なんでそんな平気でいられるの!?」 シズちゃんはブレザーにカーデガンとマフラーだけといたって軽装だった。 カーデガン丈が親指付け根まで萌えとか、マフラーにもふもふ顔を埋めるの萌えとか、思ってないよ絶対!
俺はヒートテックにカーデガン二枚重ねでコートにマフラーもこもこぼうし手袋貼るカイロ貼らないカイロ完備で跳んでも跳ねてもこんなにこんなに寒いのに!
「臨也」 「何か!」 「今日は何月何日でしょう」 「えーと、4月16日?」 「大正解だよ?季節を考えろ?」 「でも最高気温9度…!!ふざけろ!シズちゃんばか!」 「あ?回り見ろ!誰がそんな厚着してんだ?あ?」
確かにみんなそこまで厚着でも無いけどさ、でも何かちがうんだ。 あーもうなんでわからないかな、 「温めろって言ってるの!」
知らない、知らない 今更顔を真っ赤にさせたって遅いって!
--------- どうしてこうなった/(^ω^)\ 臨也くんは寒がりだといいな(`・ω・´)キリっ
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