※ついったに載せてた不思議な三角関係のお話をまとめて加筆したものです。
現パロ、ほとんど会話文のみ、BL要素、加々知さんと夢主がけっこう変態。




【大事なお話】
夢子「加々知くん。話があります」

加々知「実は私もお話が」

夢「私たちさ、一緒に住んでどれくらい経つっけ」

加「来月で1年ですよ」

夢「その前からだから、割と長いお付き合いだよね」

加「そうですね」

夢「それでね、」

加「はい」

夢「私、好きな人ができました」

加「奇遇ですね、私もです」

夢「…まじか」

加「まじです」

夢「…やっぱり別れなきゃダメかな」

加「世間一般としてはそうなんでしょうね」

夢「でも私、加々知くんのこと嫌いになったんじゃないんだよ。大好きなの」

加「私も貴女のことは愛してます。…ちなみにお相手は?」

夢「…白澤さん」

加「……」

夢「…加々知くんも仲良いよね…」

加「…本当に、奇遇です」

夢「え?」

加「私が好きになったのも白澤さんです」

夢「まじか」

加「まじです」

夢「加々知くんてそっち系だったの?」

加「違います。彼が例外なんですよ」

夢「かわいいもんね、白澤さん」

加「ええ、ムカつくほどに」

夢「じゃあ私たち恋のライバル?」

加「そのようですね。決闘します?」

夢「私の防御力じゃ勝ち目ないじゃん」

加「生春巻きの皮並みでしたっけ」

夢「例えが微妙、生春巻きは美味しいけど」

加「決闘は難しいとなると…どうしましょうか」

夢「うーん……あ、そうだ。いっそ、この家に白澤さんも呼んで3人で住んじゃわない?部屋余ってるし」

加「天才か。早速交渉します」携帯ピポパ

とぅるるる…

白『…加々知?どしたの』

加「夜分に失礼します。突然ですが同棲しませんか」

白『…はい?』



↓その後なんやかんやあって交渉成立

【夕飯】
白「ふたりとも、今日の晩ご飯何がいい?」

夢&加「白澤さん」

白「ん?なに?」

夢「…天然ですか」

加「かわいいなちくしょう」

白「??」




【間をとって】
夢「まずは私がいくよ」

加「いえいえ、ここは私が」

夢「そんな遠慮しなくて良いよ」

加「むしろ貴女が遠慮して下さい」

夢&加「………(睨み合い)」

白「ちょっと、何やってんの?喧嘩はやめなよ」

夢「白澤さん今日もかわいいね…でもこれは私と加々知くんの真剣勝負なんだ」

加「こればっかりは譲れません」

夢「私だって!今までどれだけ我慢してきたと思ってるのさ!」

白「そもそも何でモメてんの?」

夢&加「どっちが先に白澤さんとセッ(バキューン☆)するか」

白「え?」

夢「白澤さん、男の人としたことないでしょ?だから最初は女の私でワンクッション入れた方がいいと思うんだ」

加「この人に限って何を今更、ワンクッションどころかワンハンドレットですよ」

白「ちょっひどくない!?あと上手いこと言えてないし!」

夢「もうっ、拉致あかないな!」

加「…いっそ3人でしちゃった方が平等かもしれないですね」

夢「…!それ名案!」

白「えええええ!?」

加「というわけで白澤さん…」

夢「ちょっとお時間よろしいですか」

白「よ、よろしくない!よろしくないよわあああああ」

暗☆転




【桃タロー君が遊びに来ました】
桃「お邪魔します」

白「いらっしゃーい」

桃「(あれ、女性物の靴…)白澤様、また女性連れ込んでるんすか」

白「んーん、それは一緒に住んでる子のだよ」

桃「え!同棲!?あの白澤様が?」

白「何その反応…」

桃「いえ、何か意外で…」

桃「…ていうかやけに靴多いっすね」

白「3人で住んでりゃ仕方ないさ」

桃「……ん?3人?」

夢「白澤さん、部下ちゃん来たのー?」

白「あ、うん。彼がそうだよ」

桃「ええと、初めまして!」

夢「こんにちは。ゆっくりしてってね」

桃「…さすが白澤様…彼女さん美人すね」

白「でしょ」

夢「ちょうど加々知くん起きたとこだよ。昼寝にしても寝過ぎだよねー」

白「もう夕方じゃん…だからあいつ働きすぎなんだって」

夢「ほんとにね。さすが社畜」

桃「(加々知…さん?)」

加「…なんですか、騒がしい…」

夢「あ、加々知くん」

加「あぁ…白澤さん。お帰りなさい」

白「ただいま。体調は?」

加「昼寝したおかげで大分いいです。…で、そちらは?」

白「職場で一緒の桃タロー君だよ。今日夕飯食べに来るって言ってたろ」

加「そういえばそうでしたね。お初にお目にかかります、加々知といいます。ちなみに白澤さんとそこの女性は私の恋人ですので、取ろうとしたら容赦しませんよ」

桃「え、え…!?」

白「おま、いきなり何言ってんの!?」

加「事実を言って何が悪いんです。…ねぇ?」

夢「うん」

桃「ええと…その、彼氏さんも美人ですね…?」

白「ほらみろ桃タロー君混乱してるじゃん!」


〜数時間後〜


白「今日はありがとね」

夢「また来てね〜」

加「お気を付けて」

桃「はい、ご馳走様でした。失礼します」


桃「……あの3人…深く考えたら負けだなきっと」




【無理やりキスしてみたー(診断メーカーより)】
夢子さんが加々知さんの胸倉を掴んで唇を奪うともっと、とねだるように背中に腕を回してきました。 http://t.co/rQ9a31X9Rb

夢「今日は随分甘えただね」
加「…いけませんか?」
夢「いーえ」ちゅっちゅ

白「………」


※↑の後
加々知さんが白澤さんの両頬を包み込むように引き寄せて唇を奪うと「嫌だ!!」と突き飛ばされました。 http://t.co/ioCjEOlklV

加「…どうしました?」
白「…何でもない」ぷいっ
夢「もしかしてさっき私と加々知くんがイチャコラしてたの見て嫉妬?」
白「違います!」


※↑からの
夢子さんと加々知さんが白澤さんの腰をきつく抱き寄せて唇を奪うと「…っは……」と色っぽく息をついて熱の篭った目で見つめてきました。 http://t.co/rQ9a31X9Rb

夢「だめだ可愛すぎ」
加「いい年して…いいぞもっとやれ」
白「へ…へん、たいっ…!」




【あなたに媚薬を飲ませたー(診断メーカーより)】
※白澤さんが↑の仕返しを試みたようです

白「やられてばっかじゃないからね……よし出来た、媚薬ぅ〜!(ドラ○もん風)」


>夢主の場合
白澤さんが夢子さんに媚薬を飲ませると…
30分後に耐え切れなくなったのか、蕩けた顔でディープキスをしてきて、その3時間後にはもうしたくないと言っているのに、何度も何度もおねだりしてきています。 http://t.co/CKRwDjQjOm

白「…も、だめ、」
夢「ワンモアセッ」


>加々知さんの場合
白澤さんが加々知くんに媚薬を飲ませると…
10分後にねえ、おかしいの…とこちらの手を掴んで股間を触らせてきて、その2時間後には満足そうな顔ですぅすぅと寝息をたてています。
http://t.co/CKRwDjQjOm

白「………」

※ノドが枯れて声出ない模様。


〜まとめ〜
加「たまには小道具もいいもんですね」
夢「ねー。目先が変わって楽しかった」
白「……(いつか絶対泣かす…!)」




【あけおめ】
加「あけおメンチカツ」

夢「ことよロースカツ」

白「…えーと、」

加&夢「………」じっ

白「き、きょねお背脂…?」

夢「きょねおせ…?」

加「去年はお世話になりました?」

白「そうそれ!」

夢「で、背脂…」

白「その…お、お肉つながりだよ!」

加「かわいい」(真顔)

夢「苦しい略語作ってまでノッてくれようとする白澤さん愛しい」(真顔)

白「真顔こわっ」





お粗末様でした。そして明けましておめでとうございます。今年もひっそり活動していけたらと思いますので、生ぬるーい目で見守ってくださったら幸いです。去年以前からお世話になっている方々、そしてこれからお世話になるであろう方々にとって素敵な一年になりますように。

20150103 かしこ


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