今年のバレンタインに燈瑪は桜慈のお友達の妃奈(ひな)ちゃん改めなっちゃんからチョコを貰いました。
燈「はい、これは桜慈の分」
桜「えっ?僕の?」
燈「うん。だってなっちゃんのお手伝いしたんでしょ?桜慈もありがとう」
桜「燈瑪っ!大好きっ!」
燈「(可愛いなぁもう!)」
桜「これ、凄いね」
燈「うん。色んなお菓子を混ぜて量り売りがあったからそれにしたんだ。ホワイトデーのお返しってした事ないから分かんなくて」
桜「いつも皆一斉にバレンタインにプレゼント渡すしね」
燈「なっちゃん、気に入ってくれるかなぁ」
桜「なっちゃんお菓子好きだから喜ぶよ。あとね、これも喜ぶよ」
燈「ん?ど、どうしたの桜慈。急に抱き着いてきて」
桜「なっちゃんも僕と一緒で腐女子だから、僕と燈瑪が絡んでる写真あげたら喜ぶよ」
燈「か、絡む?」
桜「そう!だからこんな感じでカメラのタイマーをセットして」
燈「桜慈、デジカメ持ってたんだ」
桜「そうそう。だから今から白の王子様×燈瑪の絡みターイム!」
燈「えっ!?ちょっと桜慈!?」
妃「きゃーっ!この写真素敵っ!燈瑪くんのシャツの捲れ具合が絶妙!おうちゃんの王子っぷりも素敵っ」
桜「でしょっ!?燈瑪真っ赤になって可愛かったなぁ」
妃「こ、これっ!燈瑪くんからのほっぺにチューすっごく可愛いっ!やぁん燈瑪くん照れてるぅー」
桜「えへへ、どさくさに紛れてしてもらっちゃった」
妃「おうちゃんったら、あたしを口実に燈瑪くんとイチャイチャしたんでしょ?」
桜「やっぱなっちゃんにはバレたか」
妃「当たり前よ。あたし、おうちゃん×燈瑪くんプッシュしてるから!あたしはおうちゃんの味方よっ」
桜「流石なっちゃん!」
妃「こんな萌えをお返しにくれるならまた燈瑪くんにお菓子あげよっかなぁ」
桜「是非!僕頑張るから!」
妃「あはは、おうちゃんの目が血走っててちょっと怖いなぁ」
燈「(あ、会った事も無いなっちゃんにあんな写真を…は、恥ずかしい!)」
End.
back