ひいらぎさんより_肉人形三次創作

「くそ!カルトのくせに女なんか囲いやがって・・・」
弟の恋人を壁のすみに追い詰めてコフーコフーと鼻息を荒げるミルキ。フェイタンはその顔を見上げながら問いかけた。
「「くせに」て何?お前なんかよりカルトの方がよほどいい男ね」
「なんだと!?」
ミルキはフェイタンにつかみかかろうとしたが逆に手をつかまれて壁に押し付けられてしまった。小さな体のどこにそんな力があるのだろう?フェイタンは細い腕でミルキの胸ぐらをつかんで持ち上げた。ミルキの肥満体が宙に浮いた。
「カルトのコト悪く言うのは許さないよ」
「クソッ!放せよ!」
「謝たら放してやるね」
「バカじゃねーの!?あんなガキに惚れるとか頭おかしいだろ!このショタコンババア!!」
「ハハハ。豚に惚れるよりはマトモと思うけど」
ミルキの肥満体を壁に押し付けて笑いながらフェイタンは更にこう言った。
「お前は自分がカルトより優れてると思てるのか?念も使えないデブヒキニートのくせに?」
「うっ・・・るせー!調子に乗るなよブス!」
フェイタンは図星を突かれて叫ぶミルキを見上げながらフンと鼻を鳴らした。
「ブヒブヒよく鳴く豚ね。お前とカルトが同じ遺伝子持てるのが不思議よ」
冷たく言い放ち手を放す。尻餅をついたミルキを見下ろす切れ長の目は軽蔑とあわれみの色に染まっている。
「かわいそうな男。少し早く生まれたくらいしか誇るものないのか」
「うるせえ!」
ミルキは立ち上がって懲りずにフェイタンを捕まえようとしたが先ほどと同じようにその手をフェイタンに受け止められてしまった。その手首をつかまれて思い切りひねり上げられ痛みでうめき声をあげる。フェイタンはミルキの耳元に顔を近づけてこう言った。
「おいデブ。お前がカルトより優れてるもの何かあるか?」
ミルキは答えに詰まった。カルトは念能力も使えるし頭も切れる。自分のように引きこもっているわけでもないし試しの門も開けることができる。最近では一人でも仕事をこなして殺し屋の腕をめきめき上げている。しいて言えばハッキングのようなパソコン関係は詳しいけれどそんなものは大したアドバンテージではない。言ったところで鼻で笑われるのがオチだ。
「ほらどうした?あるなら聞くよ」
フェイタンはミルキの手首をひねり上げたままじっとその顔を見つめている。ミルキは屈辱と痛みに顔を歪ませながら「・・・・ないよ」と短く答えた。フェイタンはそれを聞くとにやっと笑ってミルキの手を放した。そして「ちゃんと自覚あるね。そう。お前には何もない」と言いつつミルキの股間に思い切り膝を入れた。
声にならない悲鳴を上げてその場にうずくまるミルキ。フェイタンは汚いものでも見るかのような表情でその姿を眺めていたがやがて怒りと屈辱と恐怖がごちゃ混ぜになった目で睨みつけられると心底バカにした笑みをこぼした。
「せかくだし去勢しておくか?どうせ一生使うことないね」
ミルキの股間を指差して冷たく言い放つ。恐怖で青白くなったミルキの顔を見て残酷に笑う。
「その前に一度くらいいい思いさせてやてもいいね」
「え?」
ミルキはフェイタンの言葉の意味が分からず目を見開きながら聞き返した。フェイタンは黙ったままミルキのズボンと下着を下げる。ミルキは驚いて抵抗しようとしたが運動不足の体ではフェイタンの腕力に敵うはずもなくあっさり下半身を剥かれてしまった。
「ああ・・・さきの訂正するよ。おちんちんの大きさならお前の方が上ね」
「ちょ・・・おまえ・・・何を・・・」
フェイタンの小さい手がミルキの性器を強引につかむ。そして上下に激しくしごきはじめた。ミルキは混乱してどうしていいかわからず性器に血液が集まってきたのを感じながら赤面した。フェイタンはその顔を見てクスクス笑っている。
「ハハ!ショタコンババアに手コキされて興奮してるか?」
「ち・・・ちがう・・・」
「勃起してきたね。ほら。先ぽから我慢汁が出てるよ」
「くっ・・・」
ミルキは悔しげに顔をそむけた。フェイタンはその姿を見ながら愉快そうに笑ってミルキの性器をしごく手をより激しくした。ミルキは歯を食いしばって耐えていたがやがて限界に達してフェイタンの手に射精してしまった。
「ハハ!いぱい出たね」
フェイタンは手の平についたミルキの精液をベロリと舐めた。そしてまだ硬さを保っているミルキの性器に再び手を伸ばすと今度は舌で舐めあげはじめた。その刺激でまたムクムクと大きくなっていく。
「ふざけんな・・・やめろ・・・」
「やめる?こんなに悦んでるのに?」
ミルキがまた絶頂を迎えそうになったその時だった。フェイタンはミルキのものから口を放した。突然刺激がなくなり戸惑うミルキの顔をのぞき込みながらフェイタンは意地の悪い笑みを浮かべてこう言った。
「ワタシのアソコ使わせてやるね」
フェイタンは着物をまくって己の下半身をさらけ出す。その股間にぶら下がったものを見てミルキは言葉を失った。女にはあるはずのないものがあったからだ。
「お前・・・それ一体・・・」
「ああこれ?見ての通りワタシ男ね」
フェイタンは淡々と答えた。ミルキは動揺して頭の中が真っ白になった。
「まあもうすぐ女になるけど。そのためにカルト一生懸命働いてるね。今だたら妊娠しないから一度くらいさせてあげるね」
フェイタンはミルキの上に馬乗りになってミルキのものを手で押さえて自分の股間にあてがうとゆっくりと腰を落としていった。
「っ・・・!」
フェイタンの尻穴を押し広げてミルキの性器が侵入していく。フェイタンはミルキの胸に手を突いて苦しそうなうめき声をあげた。
「ん・・・大きいね・・・」
ミルキは自分の股間を襲う圧迫感に息を荒げていた。だがやがて圧迫感が快感に変わっていく。フェイタンも久しぶりに大人の性器を受け入れて切なそうな表情で体をのけぞらせている。
「見えるか?ワタシのウンチ穴お前のおちんちんくわえてるね」
「はっ・・・はあ・・・」
ミルキはフェイタンの腸内に締め付けられて頭がどうにかなりそうだった。カルトはいつもフェイタンとこんなことをしているのか。羨ましくて羨ましくておかしくなりそうだ。
「動くよ」
フェイタンは小なれた動きで腰を揺らした。ミルキのものがフェイタンの尻穴に出たり入ったりする。その度にフェイタンは女のような高い声であえいでやがて自分の性器をいじりはじめた。ミルキは快感に顔をゆがめながらそんなフェイタンの姿を見ていたがすぐに射精感がこみあげてきて我慢できずに体を跳ねさせてフェイタンの腸内に射精してしまった。
「・・・いぱい出たね」
フェイタンはうっとりした顔でつぶやくとミルキの性器を尻穴から抜いた。そして立ち上がって着物の裾を直すとそのまま部屋から出て行こうとした。ミルキは慌てて体を起こしてフェイタンを呼び止めた。
「待てよ!もう終わりかよ」
「一回やらせてやただけありがたいと思うね」
フェイタンはミルキの方を見もせずにこう言った。
「カルトには内緒ね」
そしてそのまま着物の袖をひるがえして立ち去ってしまった。ミルキはその後ろ姿を見送るしかなかった。

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