選びたがり



季節外れって素敵だと思わない?

偽物の太陽

空の向こうの色

たくさんの言葉で、ただ一つの想いを

私はきっと貴方のために

音も立てずに歌を歌った

世界は曖昧で、君は約束を果たせずにいる

届かないのは言葉でも想いでもなくて

ひどく濁った瞳で笑って見せて

好きだ好きだすきだ

君が隣にいないだけで、世界はこんなにも苦しい

呟くように叫び出した言葉

一人になりたくて、声をかけたんだ

君と生まれ変わるために

零れ落ちる寸前、

生まれる前に泣いたの

さよならウサギ

色違いの声音で

手を放したら、逃げられた

いくつかの本音と、唯一つの建前











「#エロ」のBL小説を読む
BL小説 BLove
- ナノ -