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||| 2016/04/19


「ゆーりさま、」
「何?」
「……や、やっぱりなんでもありません…」
「何それ」
「ほ、本当になんでもないんです…気にしないでください……」
「そんな顔して何もない?嘘も甚だしいね」
「う、嘘じゃ…」
「嘘じゃないなら何?大体君、嘘が下手なんだよ」
「うぐ……」
「で?何が言いたかったの」
「……か、構って欲しかっただけです!本当です!」
「ならそう言えば良かったのに」
「だって、ゆーりさま何かしてたから……」
「話してる間に終わったよ」
「ほ、ほんとう?」
「嘘ついてどうするの」
「……じゃあ、構ってくれる?」
「だからそう言ってるでしょ」
「……えへへ、よかったあ…」

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