伏せた睫毛
散らばる満月
目的地は未定
隠れてないでよ
撫ぜるぬくもり
冷えたかんばせ
眩しくて息を止めた
堂々巡りで時間を削る
ぼやけた世界も見ものさ
あの頃が一番幸せだったね
最後の言葉が聞こえなくて
君もそんな人間なんでしょ
月下美人は明日咲くらしい
暫しのお別れとしようか
この世の春はもう昔話だ
今日を離れて解ること
別に死んだこと無いし
小芝居は得意なんだ
これもまた一時の夢
嫌いじゃなかったよ





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