君に蔑まれたくて仕方がない 悲しい幸せに溺れたいんだ こんな僕を哀れだと詰ってくれ どうぞ思うまま笑ってくれ 詰られることが僕の生きる価値 その冷たい視線がいとおしい 浅ましいのは承知している つけられた痣も薄れかけて 自尊心を引き裂いて欲しい 恋愛とかいうものでは無いだろう 嘲る言葉の旋律に酔う 突き放されるほど燃えるんだって 被虐心にまみれた身体 只の暴力関係じゃないのさ 殴られた所は熱を帯びて 鮮烈な痛みをまだ覚えている 好きとかいう言葉じゃ足りないよ きっともっと汚い感情 いっそ君が殺してくれ マゾヒストの独白 << [▽] |