Clap



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政宗小話↓










奥州伊達領。
政宗が縁側で空を眺めていると


「よォ」

「遊びに来てやったぜ」

塀から来客。
城主であるはずの彼は政宗の城に尋ねて来る。


「お前城主だろうが。そんなホイホイここに来ていいのか?」

「大丈夫。城には優秀な俺の部下が居るから」


塀から飛び降りながら彼は言う。


「…はぁ。しょうがねぇなぁ。今木刀持ってきてやらぁ」

「ん」





「強くなったなお前」

「その辺の奴らに殺られる程弱くねぇよ」

「素直に礼のひとつも言えねぇのか」


政宗のその言葉にクスリと笑い"また遊びにくるよ"といい彼は腰を上げた。
しかしその顔に影を落とした。


「? どうした?」

「政宗、死ぬなよ」


急に切ない顔をして。


「どうしたんだよ突然」

「お前を殺すのは俺だ」


政宗は面を食らい


「お前オレを殺したがってたのか?」


と苦笑いをし"知らなかったなぁ"と続けた。「違う。他の誰かにお前が殺されるのなんて耐えられないんだ」

「hum…惚れられたモンだな。"また"来いよ」

「ああ。絶対に」

お前を殺(愛)すのは俺
お前に殺(愛)されるのも俺
いつ命を落とすかなんて解らないけど
(戦の無い世になったらいつか…)

バトヒロやってる時に政宗が敵になると真っ先に倒しに行くのでそっから思い付いたネタ。

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