0113 23:55

成人された方、おめでとうございます。本日成人式だった地域も多いそうで、思い出に残る一日であったならと思います。

因みに私の成人式は黒の振袖で辻が花の絞り、着ている人物はさておいて、日本の美しい着物をきこなしたいと思っていました。着物を着れた嬉しさも、思い出のひとつです。同窓会も二次会も友人が車を出してくれたので飲んで飲んでの夜で、寝れない脚の痛みに襲われたのだっていい思い出。

明日は悪天候と聞き、てるてる坊主は作っておきました。祈るぐらいね!できるもの!

着物や和装好きです。赤などの明るい色も好きですが、黒や落ち着いた色もまた味がある。そろそろ周りの友人たちも結婚を考えるカップルが増えているので、さあ私も着物で参戦だと待ち構えています。私の結婚が遠すぎる。

さておいて、ちくろ話です。
ちくろ足らなくて涎と涙で枕濡らしてんぞ自分頑張れ。
器用な千種が自分用にマフラー編んでるの見ていた髑髏ちゃんが手先ばかり見つめているので、編み方知らないのかと思った千種が寝ているすきに枕元に初心者の編み物の本を置く。無論千種が本を必要とするわけがなく、わざわざ買いに行ったもの。鍵編みの方が簡単か、と考えてかぎ針もつけて。次の日から隣に並んで編むようになるんだけど、髑髏ちゃんの練習糸が編み終わる前に千種は自分の分が完成。仕方が無いかとばかりに翌日には髑髏ちゃんが買っておいて使っていない色違いの糸で髑髏ちゃんの分を編むようになる。そうしたら髑髏ちゃんが千種の余り糸を欲しがり、どうせ使わないしとあげる。冷える日は二人で一つのひざ掛けを使い、片方が出掛ければもう一人も編み物をやめる。千種がもうひとつマフラーを編み終わり、その場で髑髏ちゃんの首に巻いてからその場を後にしようとすれば、髑髏ちゃんに腕を掴まれてレースのモチーフを渡される。髑髏ちゃんのマフラー色のレースのモチーフ。髑髏ちゃんの手には千種の余り糸でつくったレースのモチーフ。なに作ってたかなんて見ていなかったのはさておいて、これをどうして欲しいんだろうか。髑髏ちゃんを見つめていれば、ぎゅっと自分のマフラーを掴むので何と無く千種は理解をする。一度席を立って自分のマフラーも持ってきて、髑髏ちゃんのマフラーも首から外し、二人分のモチーフをマフラーにつけてみる。なんだか嬉しそうにするものだから、照れくさくって目を見れない千種だけど喜んで貰えて嬉しいのは事実。次の日より朝からマフラー巻いている髑髏ちゃんと、出掛けるときはマフラー巻いて出るようになる千種、二人をやさしい目で見つめるM嬢の冬のある日のお話でした。

ちくろがいつか誰かに好きだって思って貰える二人になると信じてる。艶獣はちくろ押し。

それでは、このあたりで。
あたたかい夢を。
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