12 終 960名前:イモ 皆、最後まで私と兄を信じてくれて、助けてくれたんだと思えたんだ。 兄も本丸や私たちを救うために命を投げてまで守ろうとしてくれてたんだって…思えたんだよ。 961名前:以下、名無しにかわりまして審神者がお送りします。 962名前:以下、名無しにかわりまして審神者がお送りします。 963名前:以下、名無しにかわりまして審神者がお送りします。 964名前:以下、名無しにかわりまして審神者がお送りします。 965名前:以下、名無しにかわりまして審神者がお送りします。 こんなん……泣くしかないだろ… 966名前:以下、名無しにかわりまして審神者がお送りします。 泣かせようとしてる?こちとら目真っ赤っかになるまで号泣してんじゃコラァ 967名前:以下、名無しにかわりまして審神者がお送りします。 イモがそう思えたってことが、兄貴も三日月も鶯丸も喜んでるよ 968名前:以下、名無しにかわりまして審神者がお送りします。 世の中にそんなに強い呪詛があるなんて…見習いはどうやって手に入れたんだ…? 969名前:突撃部隊 どうやら見習いは陰陽師の家系らしくてな、強力な呪詛や呪文を覚えているらしいんだ。今回政府に通報したことによって、そいつらも拘束されたけどな。 政府が俺たちが到着した二日後にようやっと来たんだよ。で、イモの兄貴の遺体は丁重に回収されて、見習いの遺体は……まあお察しだ。 本丸の中は当時に比べれば空気は全然マシだったらしくてな、どうやら三日月がほとんど背負って持っていってしまったらしい。鶯丸もかなり体に呪詛が侵食してる。 命に別状はないが、危険な状態であることは変わりない。今、太郎太刀と石切丸で必死に浄化してるところ。 970名前:以下、名無しにかわりまして審神者がお送りします。 やっぱそういう家系だったか… 971名前:以下、名無しにかわりまして審神者がお送りします。 まあ、そうだよなあ…。そんな強力な呪具見たことねーしな 972名前:以下、名無しにかわりまして審神者がお送りします。 本丸の刀剣たちの呪詛を全て請け負った鶯丸が鬼化して、それを今度は三日月が全て請け負ったのか 973名前:以下、名無しにかわりまして審神者がお送りします。 すぐ移したから鶯丸は重傷で済んだけど、三日月はそのまま抱え込んだせいで耐えきれなくなって折れたのか… 974名前:以下、名無しにかわりまして審神者がお送りします。 …なんというか…すごいよ、イモの本丸は。仲間への信頼も、主への信頼も本当に良かったんだな 975名前:以下、名無しにかわりまして審神者がお送りします。 絶対的信頼か…俺には出来ない事だろうな 976名前:イモ うん…今更気付いたところでって感じだけど、でも、気付いてよかった。このまま何もわからないままだったら絶対に後悔してた。 兄にちゃんとお礼言うよ、三日月にも、鶯丸にも。突撃部隊もありがとう。来てくれなかったら助からなかった。 977名前:突撃部隊 どういたしまして。無事で心底良かったと思ってるよ。立て直しまで付き合うぞ 978名前:以下、名無しにかわりまして審神者がお送りします。 何この突撃部隊めっちゃイケメン//// 979名前:以下、名無しにかわりまして審神者がお送りします。 抱いて 980名前:以下、名無しにかわりまして審神者がお送りします。 これが聖人か 981名前:突撃部隊 >>979 断る。寝言は寝て言えks 982名前:以下、名無しにかわりまして審神者がお送りします。 ひぇえ…もっと言ってください/// 983名前:以下、名無しにかわりまして審神者がお送りします。 やべえ、こいつ何かに目覚めたぞ 984名前:以下、名無しにかわりまして審神者がお送りします。 変態は放っておきましょうね〜 985名前:以下、名無しにかわりまして審神者がお送りします。 放置プレイは喜ばれるぞ、やめておけ 986名前:以下、名無しにかわりまして審神者がお送りします。 そろそろスレ終わるな 987名前:以下、名無しにかわりまして審神者がお送りします。 まだ1000いってなかったのか…めちゃくちゃ長く感じたなあ… 988名前:以下、名無しにかわりまして審神者がお送りします。 俺も。こんな長く感じたの初めてだわ 989名前:以下、名無しにかわりまして審神者がお送りします。 短時間にこれだけ起きればなあ…そうなるんだろうなあ… 990名前:イモ とりあえず、刀に戻った刀剣たちは無事だから少しずつ立て直していくよ。 991名前:以下、名無しにかわりまして審神者がお送りします。 おう、そうだな。気をつけろよ!何かあったらまた呼んでくれな!! 992名前:以下、名無しにかわりまして審神者がお送りします。 温かいスレ民だなあ、私も応援してる!!わからないこととかあったら聞いてよ! 993名前:突撃部隊 俺は少し居座るが、また何かあれば駆けつけるぞ 994名前:以下、名無しにかわりまして審神者がお送りします。 あったけぇ… 995名前:以下、名無しにかわりまして審神者がお送りします。 イモ元気でな!! 996名前:突撃部隊 1000ならイモが幸せになる! 997名前:以下、名無しにかわりまして審神者がお送りします。 1000なら三日月が帰ってくる! 998名前:突撃部隊 1000なら鶯丸が元気になる! 999名前:以下、名無しにかわりまして審神者がお送りします。 1000なら全員と和睦!!!!!! 1000名前:兄貴 不器用で伝えるのクソ下手だったけど、気付いてくれてありがとな 1000ならイモと刀剣たちが幸せになれよ あれから三か月後、突撃部隊のお蔭もあり鶯丸は意識が戻り歩けるようになるまで回復した。他の中傷から重傷だった刀剣たちも今ではすっかり元気になり、前よりも過保護になって気がする。 突撃部隊も審神者であるから、彼は彼の本丸へと帰って行ってしまったけれど、定期的に連絡をくれる。本当に優しい人だ。 私は裏庭に向かう。裏庭に兄と三日月の墓があった。 私は皆に今までの出来事を全て話した。刀解を望むものも居れば、自ら折れるという刀も居たが、それは兄は望まない事だ。刀解も破壊も逃げなのだ。兄と三日月、鶯丸は命を懸けて私たちを守ってくれた。私たちはその分生きることで伴わなければいけない。 皆は涙ながらに頷き、それから毎日墓に花やお供え物をするようになり、お蔭で墓の周りは賑やかだ。 「よかったね、兄ちゃん、三日月」 「喜んでいるに違いないな」 鶯丸は隣でふわりと笑う。そうだね、と頷いて立ち上がり、日課をするべく鍛刀部屋へと向かう。 ノルマは毎日欠かさず行っている。鍛刀もだ。なので高確率で被るのだけれど、それは連結をしている。破壊や刀解はしていない。 妖精さんに資材を設定して作ってもらうと、時間が4:00と出た。 「…三日月か小狐丸」 四時間は三日月か小狐丸だ。小狐丸はわが本丸にはまだ来ていない。 出来れば刀帳を埋めるためにも小狐丸に来てもらいたいが… 「みかづき…」 三日月は言っていた。また会えると。それがどういう意味なのかわかっていない。ここでもし三日月が来たとしても、それは別の分霊の三日月であり、今まで本丸に居た三日月ではないのだ。 でも、どちらが来たにせよ大事にするに決まっている。 手伝い札を使い、呼び寄せた。 ふわりと桜が舞い、本丸に降り立ったその姿はとても懐かしいものだった。 「三日月宗近。打ち除けが多い故、三日月と呼ばれる。…また会えたな、主よ」 そう言って、目を見開き固まる審神者に向けて微笑んだ。 Fin. [しおり/戻る] |