※DIVA発売記念に鏡音さんたちに漫才してもらった R「鏡音リンでーす」 L「同じくレンでーす」 『よろしくお願いしまーす』 R「さて、出ましたね我々のゲーム!」 L「ProjectDIVA-extend! リンさんはもうやりました?」 R「持ちのロンですよー。空いた時間とかガンガンやっちゃいますねー」 L「(もちのロンて……)PSPだから電車の中とかでもできますしね。今回も名曲揃いですけども、お気に入りの曲とかは?」 R「そうですね、迷う所ですけどもここはやっぱり――」 L「やっぱり?」 R「いろは唄」 L「持ち歌!?」 R「あと炉心融解」 L「ナルシスト!?」 R「ココロがなくなったのがちょっと残念ですねー。名曲なのに」 L「ま、まあ容量の関係もありますからね。そこは仕方ないですよ」 R「その代わりモジュールは全部引き継ぎされてますよね」 L「モジュールは今回更に新しく追加されましたね! お気に入りはどれですか?」 R「えーと」 L「2ndのDLCも収録されてますから迷う所ですよねー」 R「そうですね、特に気に入ってるのはー」 L「は?」 R「陽炎とか」 L「また自分!?」 R「ブラックスターとか、アペンドも捨てがたいですよね」 L「ちょ、ちょっとリンさん一ついいですか」 R「はい?」 L「さっきから質問の答えが悉くご自分の持ち歌とか衣装なんですが」 R「ん?」 L「ん? って、本番ちゅ」 R「だってさあ、曲もモジュールもミク姉ばっかじゃん? こういう時にこそ宣伝して行かないと」 L「せ、宣伝て」 R「って言うかそもそもタイトルからしてミク姉プッシュじゃん! 何故『初音ミク』!? VOCALOIDじゃ駄目なの!?」 L「それは認知度の問題が」 R「知るかあああああ!」 L「ロードローラーはらめえええええええ!」 R「という訳で今からうちら主体のゲームを考えましょう」 L「しぬ所だった……!」 R「はい、ではまずタイトルの初音ミクを鏡音リンに」 L「オレは!? っつかちょっとリン、台本と違うって」 R「語呂悪いじゃん! それにほら、面白かったらなんでもいいんじゃない?」 L「けど流石にマズいって……こんなのミク姉に宣戦布告するみてえじゃん」 R「違うって、もしもの話! それに想像するのは自由でしょ?」 L「想像……ならいいか?」 R「ね? ま、タイトルは置いといて収録曲を考えましょう」 L「オレ達メインなら色々入れられるよな。まずは?」 R「とりあえず下剋上」 L「野心剥き出し!?」 R「冗談だって! でも名曲だよね」 L「ああ……他には?」 R「おk、緑は、敵だ。とか」 L「リンさんちょっと」 R「何?」 L「オブラート、オブラートに包もう」 R「はいはい」 L「で、右肩の蝶は外せませんよねー」 R「もちろんあたし版?」 L「いややっぱオレごふぅ!?」 R「もともとはあたしのオリジナルなんだからあたしが歌っていいんだよね?」 L「ど、どうせだから両方は……!」 R「あ、そっかその手があったか」 L「しぬ……!」 R「けど我々も名曲いっぱいありますし、なかなか選べないですよねー」 L「ミク姉みたいに幅広いジャンルのを入れたいですねー。リンならミヤコワスレとかメランコリックとか……モジュールもセットであるといいですよね」 R「となるとレンは……」 L「オレは?」 R「暴走とかぬこレンレンとか」 L「待て待て待て」 R「何?」 L「いや何じゃなくて、何でそんな仕事選べない感じの選曲!? スク水はねーよ!」 R「レン君はまだまだイケるよ! 背とかちっちゃいし!」 L「有名フレーズありがとうございますいやそうじゃなくて!」 R「えー?」 L「えーじゃない!」 R「あ、でもよく考えたらリズムゲームじゃなくてもいいよね」 L「話逸らしっ……まあ音ゲー以外にも可能性はある訳ですよね。ケータイで育成ゲームとかある訳ですし」 R「育成ゲーム! ケータイアプリと言わずゲーム化しちゃえばどうでしょうか!」 L「いいですね! そのまま移植?」 R「そのままじゃ面白くないでしょー。せっかくだからイベントとか好感度とかつけちゃいましょう」 L「お気に入りのボカロと親密になって街にお出かけ? 楽しそうですねー」 R「で、好感度も成績に反映されたり」 L「ケータイのゲームは対戦モノですけど、このゲームの目的は?」 R「育成した後はライブに出て」 L「はい」 R「ユニットを組んだり」 L「はいは……ん?」 R「ゆくゆくはトップアイドルに」 L「ちょっ」 R「なんです?」 L「どっかできいた感じのは駄目でしょう」 R「駄目?」 L「版権的に」 R「中の人的にも駄目?」 L「中の人などいませんから!」 R「まあまあ……」 L「シミュレーションもいいですけどアドベンチャーもどうでしょう」 R「なるほど、ボカロと恋愛とかきっと需要あるんじゃないですかね」 L「『オレの傍……離れんなよ』」 R「主人公はカイト兄で」 L「(吹)」 L「リンさん、リンさーん?」 R「需要あるでしょ?」 L「そっち方面じゃなくて!」 R「ノリノリだったじゃないですか」 L「それはっ……リンがプレイヤーだと思ったから(ぼそっ」 R「?」 L「な、なんでもないって……えーとどういうコンセプトでいきます?」 R「キスよりすごい音楽って」 L「アウト――!」 R「駄目?」 L「ためらいなくパクっちゃ駄目でしょ!」 R「やっぱり?」 L「確信犯なら余計駄目ですって」 R「やー、でもけっこう色んな可能性がある訳ですねー」 L「まあまあ、それだけオレ達の活躍の幅が広がってるってことですよ……あれ、リンさんそれ何ですか? R「今の話をまとめたので、さっそくゲーム会社に持ち込もうかと」 L「いや本気だったのかよ」 『ありがとうございましたー』
あとあがき:最初はDIVAの宣伝だった筈がどうしてこうなった…… そういえば調度、いい双子の日ですね。鏡音さん達は厳密に双子と言っていいのかはわかりませんが、とにかくおめでとうございます。2011/11/25