背後でナニカが蠢いた

一人っきりの部屋で首筋にあたる生暖かい息は

壺のフタにはお札

開けたら出られる、開けたら殺される

合わせ鏡の四番目

愛しているの、離れたくないの

シアワセが欲しいの

真っ赤なコートが視界の端に

キラキラ光る黄金色の飴

好きだからこそ殺したい






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