小説 | ナノ


このメールは私達の心境


携帯をとりだしてみたり。
そのまま内容打ったり。
メール送信したり。

なんていうか。
それだけの作業なのにドキドキして仕方ない。

でも、きっと返信はこないんだろうな。忙しそうだし。

半ば諦めている
まるで一方通行
このメールと同じ。

いっそのこと、告白して玉砕してしまおうか。

どうしようかな・・・
相談のメールでも送ろうか
秋ならなんて答えるんだろう

『玉砕でもしてスッキリするためにヒロト君に告白しようと思うの。
でもギクシャクしちゃうのも怖くって・・・
どうしたら良いかな?』

まあ、こんな内容で良いかな

送信

春奈ちゃんとかならきっと言うべきって言うんだろうな・・・
夏未も・・・そう言うかも
ふゆっぺは・・・どうだろう

手の中にある携帯がバイブレーションで揺れた
秋はどう言ってくれる?

『僕がなまえに告白するまで、告白しなければ良いと思うよ』

はい?
どういうことだろう?

いや、まてよ。
もしかしてさっき秋に送ったメールって・・・

ああ、やっぱり。基山ヒロトに送ってる

とんでもないことになっちゃったなぁ




このメールは私達の心境








×
人気急上昇中のBL小説
BL小説 BLove
- ナノ -