ポケモンセンターに寄ったある日、サトシ宛てに一通の手紙が届いた。
誰から?と私が聞くとサトシは困ったように首をかしげた。
差出人の名前がなかったみたい。

「まぁ開ければ誰か分かるよな!」

ビリビリと封を破りだすサトシ。

「あーっ!!そんなに雑に破くと中身が切れちゃうよ!!」

考えなしに封を破くサトシを見てデントが慌ててサトシから手紙を奪った…あ、でもこの場合は保護したっていうのが正しいかしらね。

どこからかハサミを取り出したデントが封を丁寧に切り始めた。
デントってほんと手先が器用だと思う。

切り終わった封筒をデントはサトシに手渡した。

それにしても一体誰なのかしら。

封筒から出てきたのは小さな便箋…それと、

「ペンダント?」

「へ〜、緑と黄色の配色か。綺麗だねぇ!」

ま、まさかひょっとしてガールフレンドからの手紙だった、とか??
あー…でもおこちゃまなサトシにそれはないかな…。

「で、結局誰からだったの?」

最初にした質問をサトシにもう一度聞いてみた。
やっぱり気になるし。

そしたらサトシ、
困ったように…だけど、凄く嬉しそうな顔して。



「オレが一番好きなヤツ」

そう言った。
どうやらサトシは私が思っているほどおこちゃまではないみたい。



ーEND−



あとがき...
えっと、アイリスsideで書いてみました。
アンケート一位が今の所漫画だったので!!
シゲルのペンダントをサトシは持ってたらいいな、と妄想。


更に妄想↓↓



肌身離さず持っとけばいいと思います(笑)




















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