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※性表現を含むので閲覧注意※



「ねぇ、気持ちいい?」

何度もこの行為中に彼女にこの質問を投げかけた、そんなに長くは無い時間にだいぶ詰め込んで尋ねている。なのに、彼女はその問いかけに一度も答えてくれない。俺の腕の中の彼女は、必死で無表情を気取ってる。

「ねぇねぇ、そろそろ答えてくれてもいいんじゃない?」
「別…に」
「そっかー、別にか。それは男としては困っちゃうな」
「猫のくせして」
「じゃあ、オスとして困っちゃうな」
「…知らない」

ふいっと顔を背けるから、俺はその顔をこっちに向くように戻す。すると彼女は俺の手を抓ってまで顔を背けた。抓られた部分がひりひりする、だから彼女の唇に押しつける。

「んっ」
「あんたが抓ったから痛い、舐めてよ」
「んん…」
「ほらー、舐めて治してよ。俺も舐めてあげるから、おあいこならやってくれるでしょ?」

返事なんて俺は聞こえない。耳殻をそっと濡らした唇で挟んで食む、そのまま舌でなぞって、穴へねじ込んで水音を立ててやる。くぐもった声はよく聞こえる、可愛い。

「気持ちいい?」
「ん…ぅ…」
「答えられないか、ごめんね」

彼女は必死に首を左右に振る。まだまだ彼女は強情なままだ、ここまで来ると俺も意地を張らずにはいられない。彼女の声で”気持ちいい”って言わせてやりたい。

「どうしたら気持ちいい?」
「何で聞くのよ」
「本人に聞くのが一番早いだろ?」
「言わない」
「恥ずかしくて言えないじゃなくて?」
「言えない!」

これ以上は文句が出てきそうなので口を塞いでやる、こうやって意地っ張りなのにキスに必死で可愛い。酸欠になってる金魚を彷彿とさせる。これを言ったら怒られたけど、すごく可愛いと思っている。そんな魚みたいな彼女を、早く美味しくいただきたくてたまらない。

「気持ちいいって言ってよ」
「嫌」
「俺はキスだけですっげぇ気持ちいいよ」
「あんたのことは知らない」
「多分キスだけで頑張ればイけるくらい」
「発情期め」
「あんたのこと好きすぎて発情期が終わらないんだよね」
「これだから猫は」
「ごめんごめん」

嫌よ嫌よもなんとやら。服に滑り込ませる手は特に咎められることもなく、易々下着もとらせてくれる。そしてゆっくり胸元を触り始めると彼女の体は強張る。

「っ、う…」 
「…なぁんだ、気持ちいいんじゃん」

羞恥心を煽って崩してやろうと、緊張しきった其処を摘みながら聞いてやる。彼女は視線を逸らした。

「よく…ない…」
「我慢してるの?」
「してない」
「じゃあ、何で此処こんなに舐めてほしそうなってるの?」
「違う」
「早く言っちゃいなよ、そしたらもっと愛してあげるから」
「気持ちよくなんてない!」

結局俺は何時もここらへんでもういいか、なんて思ってしまう。だって。

「 顔を真っ赤にして、否定されても」


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