飽き反芻

飽き反芻_オポチュニスト | ナノ
オポチュニスト



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私は椅子に座った

ダンブルドアが古い組み分け帽子を頭に乗せた
思った以上に大きく重たい



『これはこれは珍しい#ラッシモアの家の者、しかも過去の記憶があるとは』



頭に直接届く声
こういう時、何て返事をすればいいのだろう



『ん〜、実に難しい。勇気溢れる心、頭もよく、優しさもあるが、ラッシモア家に相当しい腹黒さもそなわっている』


(腹黒!?失礼じゃない!?)


『う〜ん、はてさてどうしたものか、お前さんは何処に行きたいと思っているのだ?』


(・・・・スリザリン)


『やはり、その体に流れる血にはあらがえぬか』


(そうじゃない!ただ、友達と一緒に・・・・)



あぁ、そんな理由でいいんだろうか?
友達と同じ寮に入りたいなんて



『そうか、ならば

さぁ、心から信頼出来る友達を作りなさい
君のその心に沈む闇を
消し去るためにも
闇に埋もれかけた友を救うためにも
君にはこの寮があっている



スリザリン!!!









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