飽き反芻

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オポチュニスト



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「ラッシモアってあの有名な?」



やっぱり、ブラック家は純血主義だから
家柄や血筋にこだわりがあるのか
ルクレティアは一番に私のfamilynameに食い付いてきた



「お父様は有名だから多分あってますよ」



お父様は確かに純血主義だけれど
私は元々、違う世界の人間で
もちろん、魔法とは無縁な世界でマグルとして育ってたわけだから
純血主義にな努力しようとも
なかなかなれない

はて、ルクレティアとこのまま友達になれるのだろうか



「ミシアはやっぱりスリザリンに入りたいと思ってるの?」


「あ、いえ、私は何処でもルクレティアさんは入りたい寮があるんですか?」



私がそう聞くと
ルクレティアは少し眉に皺を寄せた

(・・・・・・しまった、普通、ブラック家はスリザリンに入りたいと思うはずだし、当たり前の事聞いてどうするのよぉ!!!)



「ルクレティアで良いわ、後、敬語も、聞いててイライラするわ」


「(そこ?!)・・え、あ、うん」



ルクレティアは私の予想とは反していた
ブラック家はマルフォイ家と同じで傲慢で自己中しかいないのかと思っていた



「入りたい寮だったわねぇ、私は個人的には何処でも良いわ、ただ、分かるでしょ、家柄的にスリザリンじゃないと居場所がなくなるわよ」



はぁ、っとため息を付いた彼女は何処かめんどくさいっと言いたげな感じだった

意外に
彼女は傲慢で自己中ではなく
ただ、少し照れ屋で
少し大人びた綺麗な女の子だ



「出来れば、ミシアもスリザリンに来てほしいわぁ、仲良く出来そうだし、私は家柄的に確実にスリザリンだから」


「私もルクレティアと友達になりたい!まぁ、私の家もお父様とお母様がスリザリンだから」



そう言って私達は笑いあった

その後も他愛もない話を続けた
新たな生活を楽しみにしながら・・・・



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