設定:世界観
【下界】
人間の世界。地名・人名共に和風だが、表記には揺れがある(漢字・カタカナどちらでも通じる)。文化も和洋折衷的。
【天界(天上界)】
天禰が治めている、常に光輝く穏やかな神々の国。別名・高天原。宮中で神々に仕える者は天界に住む者という意味で「天人(てんにん)」「天女」と呼ぶ。
▼神通力
・神眼(しんがん)…見目に惑わず真実を見抜く。
・神足(しんそく)…どんな場所にも素早く動く。
・神風(かみかぜ)…風を起こす。
・神鳴(かみなり)…雷撃を落とす。
▼語句
・神遊び…天界での行事の総称。
【魔界】
長である縁(よすが)が治める、黒い闇に絶えず覆われている妖(あやかし)の国。天界での異称は霧島。縁に仕える者は「影人(かげびと)」と呼ばれる。
▼語句
・魅霊(みたま)と津島…縁の使者。
【天界・魔界について】
境界ははっきりしておらず、夜喰国(よるのおすくに)を治める月読命が見張っている、両界の気が僅かに混ざり合うグレーゾーンを挟んでいる。創世以来、存在を知る程度で互いに無関心だった。
【下界との関わり】
創世の頃は朧気に繋がっていた為その存在も、それより更に下界の黄泉国も知ってはいる(表立った交流はない)。
当時の下界の人々は一部辛うじて天界や魔界の存在を知っている者もいたが、完全に分かたれてからは皆無となった。