和風(季語/古語):1-20(prev | next)

▼1-10
玉響
花筐

玉梓
浮舟
泡沫
ぬばたま
相生
玲瓏
赤心

▼11-20
願いの糸
遣らずの雨
心化粧
恋蛍
恋闇
恋衣
面影
私語
逢瀬
後朝

【語句説明】
・玉響(たまゆら)…ほんの微かな、儚い、あるかないかの意。宝玉の触れあう音が元。
・花筐(はながたみ)…摘んだ花を入れる籠。
・掌(たなごころ)…手の平の心。
・玉梓(たまずさ)…大切な人からの手紙。
・浮舟(うきふね)…岸に繋がれる事なく水上に浮かぶ舟。
・泡沫(うたかた)…水面に浮かぶ泡。掴めないものの儚さ。
・ぬばたま…檜扇(植物名)がつける果実。闇の色をした実。
・相生(あいおい)…生まれてから死ぬまでずっと一緒。
・玲瓏(れいろう)…玉のように麗しく光り輝く様子。玉と玉が触れ合って奏でる美しい音。何にも侵されない美しさ。
・赤心(せきしん)…真心、忠節。嘘偽りない心。心の中で最も尊く大切なもの。

・願いの糸(ねがいのいと)…七夕の竿先にかける五色の糸。織女星に手向ける。
・遣らずの雨(やらずのあめ)…行かせたくない人を引き止める雨。
・心化粧(こころげそう)…愛する人に会う為の心の準備。
・恋蛍(こいぼたる)…恋焦がれる気持ちを蛍の光にたとえたもの。
・恋闇(こいやみ)…恋の為に心が乱れ、理性を失った状態。
・恋衣(こいごろも)…常に心から離れない恋。
・面影(おもかげ)…記憶に残っている恋しい人の姿形。
・私語(ささめごと)…内緒話。囁き。
・逢瀬(おうせ)…愛し合う男女が密かに逢うこと。
・後朝(きぬぎぬ)…一夜を共にした翌朝の別れ。

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