和風(季語/古語):冬(51-60)(prev | next)

帰り花
月冴える
雪明り
淑気
御降
風花
細雪
春隣
笹鳴
時雨

【語句説明】
・帰り花(かえりばな)…春に咲く花が初冬の小春日和の頃に再び花を咲かせること。季節外れの花。
・月冴える(つきさえる)…澄み切った突き刺す寒さの中で輝く月。
・雪明り(ゆきあかり)…夜半の雪が放つほんのりとした明るさ。
・淑気(しゅくき)…年明けなどの今までと違う新しい世界のような空気。
・御降(おさがり)…元旦や三が日に降る雨や雪。
・笹鳴(ささなき)…鶯が舌打ちするように低い声で鳴くこと。
・春隣(はるどなり)…手で触れる程近くまできたちょっとした春の兆し。
・風花(かざはな)…冬の青空に舞う純白の雪を花びらに例えたもの。
・時雨(しぐれ)…晩秋から初冬にさっと降ってさっと止む雨。
・細雪(ささめゆき)…静かにふる細かい雪。

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