和風(季語/古語):夏(31-40)(prev | next)

短夜
青葉闇
緑蔭
蛍火
空蝉
水中花
花氷
白日傘
朝涼
白雨

【語句説明】
・短夜(みじかよ)…夜明けの早い夏の夜。
・青葉闇(あおばやみ)…生い茂った木々の下の暗闇。
・緑蔭(りょくいん)…風がそよぎ憩いの場となる木蔭。翠蔭も同義。
・蛍火(ほたるび)…乱舞する蛍を見て楽しむ。
・空蝉(うつせみ)…セミが脱皮した後の抜け殻。
・水中花(すいちゅうか)…水に入れると咲き開く造花。
・花氷(はなごおり)…美しい花々を閉じ込めた氷の柱。
・白日傘(しろひがさ)…涼感をより高める白い日傘。
・朝涼(あさすず)…朝起きた時に感じる微妙な涼しさ。
・白雨(はくう)…激しい雨に白く煙る夕立。

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