▼ セイン
(↑前の続き)
「だから、誤解なんだ!」
「…何がよ」
「花嫁といっても、魔王封印のために捧げる花嫁なんだ!断じて浮気では…!」
「………!っばか!」
「ぅぐっ!?」
「せ、セインの馬鹿!馬鹿!ああああんないい人を魔王に捧げるだな、んて…セインなんて嫌い!」
「え、ちょ、」
「うう………あ、ならデスタくんのとこで魔王復活させれば…そしたら花嫁捧げても意味がなくなるから、捧げなくてよくなる…?よし、あたしデスタくんに告白してきますねリカさん、絶対助けますから!」
「なんでそうなった!?というか告白って、え、待っぐあっ!?」
「引き止めたらあかん、彼氏さん。あの子は失恋を乗り越えて新しい恋に進み始めたんや、邪魔するのは野暮っちゅーもんやで…」
「だから違うー!!」
++++
とても残念なセインになった。この調子で来週はデスタでもやろうか…
10/12/02