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▼ 菅原さんお相手ネタ/ハイキュー

ハイキュー!
菅原さんお相手で1つ。
仮題→辛み多くも恋せよ乙女

・同学年、マネージャー
・周知の事実そして菅原さん本人も既知の事実として菅原さんが好き
・付き合ったりとかはしていない。毎回恒例と流される
・間違っても不仲とかではない
・仮名は七草ほとり

一年からずっとマネージャー。潔子さんには及ばないながらも一般レベルには頑張ってる(本人談)。
家の都合で休むことはあれど、それ以外では一切欠席しない為、部活の出席率も上々。体調不良とか全然なかった。

…のが、ある休日練習の朝、突然お休みします連絡。しかも内容が「体調不良」。前日も元気にやってたのが突然体調不良。しかもあいつが?!とざわつく部内。
まあこんなこともあるよな、うん、人間だし…なんて言いつつ練習。するとお昼過ぎ、休みと連絡した当人が登場。


「えっ今日お休みじゃ」
「先生、遅刻です。遅刻の間違いです」


動揺した先生が連絡をミスっていた様子。いやでも体調不良なら休めよと言われるも、「もう動けるようにはなったし問題ない」熱とかでもないから周りには絶対移らないからとキリッとした顔で告げられたじたじ。
「いやでもな…」と引き下がらない澤村主将に、少しうつむき加減だった顔をあげ一言。



「それに菅原孝支の姿を拝めない休日なんて休日じゃない!!」
「あっいつも通りっすね!」
「よーし練習すっべ大地」


ああうんダイジョーブそうだな!!

いつも通りのようだと各々練習再開と散る中、ふと振り返った目に、自分への好意を隠さないマネージャーが、なんともいえない表情で腹…下腹部をそっと撫でる姿がうつる。なんだ、腹でも壊していたのだろうかと、今度こそ練習に戻る菅原さん。けれども、その腹部を撫でる姿と表情がやけに印象に残る。例えるならそう、女の人が妊娠してる時に見せる動作ってあんなのかなあ、なんて。


しかしこの日を境に、体調不良と無縁だったほとりさんにその回数が増えること増えること。だいたい月1で遅刻あるいは休みがあるのに加え、なんか青っぽい顔してる瞬間があるとかなんとか(一部部員の証言による)。
どうしたことだと疑問が生まれる中、遂に事件が――!?



・女子の月1…そう、生理。これがとっても重いというか、高校に入ってから一気に酷くなってしまった七草さん。
・自覚はあれどまあ大丈夫な意識だったが、ある日の朝

「(やばい痛いダルい気持ちわ…気持ちわるっていうか待て動けないあれこれもしかしてちがたりてない)」

こんなレベルに発展。あああ部活が出席がと悪あがきをしてみるも、ようやく布団から出たところで崩れ落ちた自分に観念し連絡。

「すみ、ませ、たいちょうよくなくて、と、 ちこくします(受話器越しの死にそうな声)」
「えっえっ大丈夫?!わかった欠席連絡しておくね!!(混乱)」
→連絡ミス

ちなみに、このあと布団に戻るのにも散々な目にあった。


※市販の薬を飲んでもあんまり効かないむしろ副作用で眠くなるばっかりな厄介体質
※辛い時、ごく稀に薬を飲みます(鉄分補給錠剤だったり気休めでもーとナロンエース的なあれ)
→目撃情報ここもと



日々菅原さんに全力で告白しているそして元気に絡んでってたほとりさんですが、生理が重くなるにつれ生理中は対応がこう、本人曰く悲しいことになる。
どうしてもイライラ不可避かつそもそもの元気がなくなる為、
・流されることによる反応を上手く隠せない→告白回数減少
・動きたくない→そもそも絡みに行けない
主にこの二点の異常が現れます

すると周り、特に菅原さんも、今まで日を空けずにあったことがなくなったことに当然違和感を覚えます。けど、少したてば元通りだし、完全になくなったわけでもないしと、微かな引っかかりを残しつつも新学期突入、後輩獲得。
ほとりさんもマネージャーとして目つき悪いし跳ねっ返りだしと入部早々騒ぎを起こす新入生達となんやかんや打ち解ける(もちろん菅原さんに対する好意もろもろも込みで)。新入生達が部になじんだ頃、やはりやってきた生理の日。
…といっても、この時点で生理だと知ってるのは潔子さんと先生ぐらいのもの。だって男の子にこういうのあんまり、うん…なんだか気恥ずかしい。それに言っても余り通じないしねえと男子バレー部の皆様には話していない。ただ月に一度二度、体調不良でこれないという、ただそれだけの認識になっているわけで。

それもまだ知らない日向達、純粋にほとり先輩大丈夫かなあと呟いたところ、いや実はなーと先輩達から恒例?だと聞く。

曇る表情。そりゃそうだ、毎月決まって体調不良とか、まあなめてんのかって疑うよね!!入部してからずっと一緒の三年はまだしも、二年生一年生は割と不満あっておかしくないね!!まあまあと間に入り宥める三年生も内心穏やかではない。
特に菅原さん、この人実はふっつううううにほとりさんのこと好きです。でももう恒例だしこの距離崩すのに踏み出せないというかタイミングを逃し続けてたりするだけの人なんです。けども最近輪をかけてほとりさんの様子がおかしいのでとても不安。ここまでのこれも、事件の伏線。



そしてとんで谷地さん入部。その頃ほとりさんの体調関連の噂には新しいものが追加されていました。
実は月1の体調不良、あれ性行為の後なんじゃね、なんて。根も葉もない実際見当違いの噂です。ちなみになんでそうなったかって、薬を飲んでる姿を見た男子がふと言った「あれ、ピルとかなんじゃね」という言葉のせい。

そんな時に、谷地さんが病院でほとりさんと遭遇。しかも産婦人科へ向かうところ。谷地さんワールドにより噂とあわせて考えた結果、



「ま、まさかほとり先輩には月1で性行為をする彼氏さんがいて、その人に酷くされるせいで次の日動けない…そしてその、避妊の為のピルをもらいに産婦人科…い、いやもしかしたらもうこどもができっ…?!うわあああっあだっあだるっあだるてぃーな?!!」
「えっちょっ谷地さんそれほんと?!」
「ぎゃぁぁぁ日向?!」



聞かれた!!
そして2人で騒いでたところに菅原さん澤村主将が通りがかる。そんな悪評まがいの噂とかたてんなよと注意するも、菅原さんものっそい動揺。だって、好きだから。好きだと思ってくれていると思っていたから。つまり、彼氏がいるのかもと動揺したわけです。

そしてその後、なんだか気持ち悪そうにしているほとりを目撃。一瞬息を詰めつつも声をかけようとしたところで、吐き気がするのか片手で口元を抑え、もう片手で腹部をかばってしゃがみこんでしまう。ぽろりと落ちたのは、そう、ピルケース(騒ぐ系男子が持ってたのを見たことがあるとかなんとか)。

いや、でも、そんな、まさか。飲むにしてもなんでこんなとこ、いいや、でも…!と、そんな中脳裏をよぎるのは谷地さんワールドの欠片。

"もしかしたらもうこどもができっ…?!"

(妊娠中の症状に…吐き気とか、なんとかって、あったな。それに今あいつ、腹かばって、…あ)

違う。今じゃ…今だけじゃ…ない。あの、初めて休んだあの日も、まるで…そこに赤ちゃんがいる、みたいに。

「もしかして、本当に」

本当にそうなのか。ずっと、ずっと好きだなんて言いながら、途中からか始めからか、ほとりの気持ちはもう、俺のじゃ、なかったのか。
ほとりだけじゃなく、彼女が宿すそれまで、全部?



愕然とする菅原さん。同時に、すっと頭のどこかが冷めて、そしてどろっとしたものが浮かんで――とりあえずと、ほとりさんを抱き上げて保健室へ。ほとりさん?え、大混乱ですよ。
着いた先で詰め寄るわ手首をつかむわのしかかるわと菅原さん大暴走。よっぽど衝撃だったらしくだいぶアカン様子。驚くほとりを余所に、「お前は、俺のじゃなかったの?ああいや、俺が、グズグズしてたのが悪いんだろうな…でも、」すっと腹部を撫でる手にひいっと混乱のピークに達するほとりさん。

「ごめん。好きだから、酷いことする」

俺以外の奴との一切全部を消したい。自分は割と心広いかと思ってたけど全然駄目だった。ごめん。

呆然とするほとりと、タガがはずれてそのまま直進一辺倒な菅原さん。さてどうなる――?!



そしてここでネタばらし。ピルケース及びピルについては実は正解。でも用途は全然違う。
高校最後の部活、休みたくないちゃんと行きたい頑張りたい、それに本当にこのままだと重くて辛い…!と生理に辟易した為に、七草ほとりは一大決心。谷地さんと遭遇した病院の産婦人科でピルを頂き、
生理を止めてしまうことにしたわけです。正しい間隔で飲めば生理、止められるんですって!!
ただし効果が出るまでの服用中の気持ち悪さは半端ない。菅原さんが遭遇したのはその時だったわけですね。

とまあこじれにこじれたが実はこんな顛末ですと貞操の危機を感じたほとりさんが菅原さんに説明し一件落着。ついでにお付き合いはじめましたで終わりたい。そして今度は無理矢理止めようとしてることに菅原さんが不服そうになるといい。それこそ体大丈夫か、俺の子供産むとき、とか、なんて言い出して恥ずかしがるほとりさんとか、
生理で苦しいときに寄り添う菅原さんとか、欲しい!!
あと合宿中に生理来て動けない、すんごい弱り切った様子とか、青白い様子とか見られても反応できないほとりさんにしゅんってなる一年生(特に影山あたり)欲しい