短編・苦労人Ｋの後日談的な設定


「おい吹雪どっか行けよ空気ぐらい読めるだろ」

「えっごめん僕は空気読んでるんだけど…むしろ読んでないのは佐久間くんじゃないかな？ほら、あっちにペンギンストラップ売ってるから行っておいでよ」

「はああああ！？」

「２人とも、私早くお店から出た方がいいような気がするんだけど…」

「ほら、佐久間くんが空気読まないからお店の邪魔になってるって」

「お前のせいだっつの！くそ、こうなったら最後の手段だ…染岡コイツ連れてけ保護者だろ！」

「はいよ。おら、あっち行くぞ吹雪」

「えええー…仕方ないなあ。じゃあまたあとでね」

「う、うん。またね吹雪くん」

「…ふう。悪いな」

「佐久間くんは悪くないよ。私も強く言えなくて…」

「いいや、もとはと言えばあんなことした俺のせいだから。…もう二度と、あんな思いはさせない。約束する」

「佐久間くん…」

「だから…我が儘だけど、これからも俺と、」



「ふったりっともー！染岡くん倒っ…撒けたからまたきたよっ！」

「吹雪てめええええええ！」

「(なんかあっちにピンクの物体が倒れてる気がするなあ…！)」

＿＿＿＿

時期的にはライオコット島辺りで。
佐久間さんと夢主の寄りは戻ったが諦めない吹雪(←凶暴)
12/03/21