色違いたちの設定 | ナノ
ネール/ヘルガー♂
「情報屋？さぁ、何の事だろうな」
街で有名な情報屋の男。仕事は必ず骨董店を営む百群を通してしか受けず、得た情報も彼を通してしか渡されない。兎に角、客とは絶対に顔を合わせず情報を得る際も自身がそうだとは名乗らずに調べるので顔を知る者は少ない。
元は警察官だった。がとある事件をきっかけに退官した。その事件にニコラシカが関わっているらしいが、彼としてはもう昔の仕事に未練はなく今も昔の仲間に会うのは情報を得る為だけだったりする。
ニコラシカに常にべたべたしてセクハラまがいのスキンシップをとり、愛していると言っているがそれは彼女が自分に恋愛感情を抱いていない事を知っているからこそ。まともに恋をしたのが初であり、そういう関係になって今の関係が崩れるのを恐れて臆病になっている。
だが、ニコラシカも最近ではネールに特別な感情を持ち始めたらしく、どうなることやら。
色違いが社会的地位を持つこの世界において珍しい通常色であり、そのせいで警察官だった時代では出世にまで影響があった。当時はその理不尽に憤りを覚える事もあったが、今ではそれがこの世界の仕組みだと理解している。
兄がいたが今では行方不明になっている。ネールとしては探すつもりはなく放置状態。
36歳/180p
一人称：俺
二人称：お前、あんた